FOREST

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Forest クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

Forest クラスは、Active Directory フォレストを表します。

名前空間: System.DirectoryServices.ActiveDirectory
アセンブリ: System.DirectoryServices (system.directoryservices.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class Forest
    Implements IDisposable

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Forest

C#

public class Forest : IDisposable

C++

public ref class Forest : IDisposable

J#

public class Forest implements IDisposable

JScript

public class Forest implements IDisposable

.NET Framework のセキュリティ

• DirectoryServicesPermission  要求値 : LinkDemand

継承階層

System.Object
  System.DirectoryServices.ActiveDirectory.Forest

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Forest メンバ
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間

Forest プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	ApplicationPartitions	フォレスト内のすべてのアプリケーション パーティションのコレクションを取得します。
	Domains	フォレスト内のすべてのドメインのコレクションを取得します。
	ForestMode	フォレストの操作モードを取得します。
	GlobalCatalogs	フォレスト内のすべてのグローバル カタログのコレクションを取得します。
	Name	フォレストの名前を取得します。
	NamingRoleOwner	フォレストの FSMO 名前付けマスタ役割を持つドメイン コントローラを取得します。
	RootDomain	フォレスト内で作成された最初のドメインを取得します。
	Schema	フォレストのスキーマを取得します。
	SchemaRoleOwner	フォレストの FSMO スキーマ マスタ役割を持つドメイン コントローラを取得します。
	Sites	フォレストに含まれるサイトのコレクションを取得します。

参照

関連項目

Forest クラス
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間

Forest メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	CreateLocalSideOfTrustRelationship	指定したフォレストとの信頼関係のローカル側を作成します。
	CreateTrustRelationship	指定したフォレストとの両側の信頼関係を作成します。
	DeleteLocalSideOfTrustRelationship	信頼関係のローカル側を削除します。
	DeleteTrustRelationship	信頼関係の両側を削除します。
	Dispose	オーバーロードされます。 オブジェクトに保持されているリソースを解放します。
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	FindAllDiscoverableGlobalCatalogs	オーバーロードされます。 このフォレストで探索できるグローバル カタログをすべて検索します。
	FindAllGlobalCatalogs	オーバーロードされます。 このフォレストのグローバル カタログをすべて検索します。
	FindGlobalCatalog	オーバーロードされます。 このフォレストで単一のグローバル カタログを検索します。
	GetAllTrustRelationships	現在のフォレストの信頼関係のコレクションを取得します。
	GetCurrentForest	現在のユーザー コンテキストの Forest オブジェクトを取得します。
	GetForest	指定したコンテキストの Forest オブジェクトを取得します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetSelectiveAuthenticationStatus	指定されたフォレストとの着信方向の信頼関係で、認証の選択が有効になっているかどうかを示すブール値を取得します。認証の選択が有効な場合、true です。それ以外の場合は false です。詳細については、「解説」を参照してください。
	GetSidFilteringStatus	信頼の SID フィルタ処理状態を取得します。
	GetTrustRelationship	このフォレストと指定したフォレストとの間の信頼関係を取得します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	RaiseForestFunctionality	フォレストの操作のモードを上げます。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	RepairTrustRelationship	信頼関係を修復します。
	SetSelectiveAuthenticationStatus	着信側の信頼の選択的な認証を有効または無効にします。
	SetSidFilteringStatus	指定したフォレストで SID フィルタ処理の状態を設定します。
	ToString	オーバーライドされます。 現在のフォレストの文字列形式を返します。
	UpdateLocalSideOfTrustRelationship	オーバーロードされます。 信頼関係のローカル側のパスワードを更新します。
	UpdateTrustRelationship	信頼関係の信頼方向を更新します。信頼の方向は、信頼の両側で更新されます。
	VerifyOutboundTrustRelationship	以前に確立された、指定したフォレストとの発信方向の信頼が有効かどうかを検査します。
	VerifyTrustRelationship	以前に確立された、指定したフォレストとの信頼が有効かどうかを検査します。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Dispose	オーバーロードされます。 オブジェクトに保持されているリソースを解放します。
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

Forest クラス
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間

Forest メンバ

Forest クラスは、Active Directory フォレストを表します。

Forest データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	ApplicationPartitions	フォレスト内のすべてのアプリケーション パーティションのコレクションを取得します。
	Domains	フォレスト内のすべてのドメインのコレクションを取得します。
	ForestMode	フォレストの操作モードを取得します。
	GlobalCatalogs	フォレスト内のすべてのグローバル カタログのコレクションを取得します。
	Name	フォレストの名前を取得します。
	NamingRoleOwner	フォレストの FSMO 名前付けマスタ役割を持つドメイン コントローラを取得します。
	RootDomain	フォレスト内で作成された最初のドメインを取得します。
	Schema	フォレストのスキーマを取得します。
	SchemaRoleOwner	フォレストの FSMO スキーマ マスタ役割を持つドメイン コントローラを取得します。
	Sites	フォレストに含まれるサイトのコレクションを取得します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	CreateLocalSideOfTrustRelationship	指定したフォレストとの信頼関係のローカル側を作成します。
	CreateTrustRelationship	指定したフォレストとの両側の信頼関係を作成します。
	DeleteLocalSideOfTrustRelationship	信頼関係のローカル側を削除します。
	DeleteTrustRelationship	信頼関係の両側を削除します。
	Dispose	オーバーロードされます。 オブジェクトに保持されているリソースを解放します。
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	FindAllDiscoverableGlobalCatalogs	オーバーロードされます。 このフォレストで探索できるグローバル カタログをすべて検索します。
	FindAllGlobalCatalogs	オーバーロードされます。 このフォレストのグローバル カタログをすべて検索します。
	FindGlobalCatalog	オーバーロードされます。 このフォレストで単一のグローバル カタログを検索します。
	GetAllTrustRelationships	現在のフォレストの信頼関係のコレクションを取得します。
	GetCurrentForest	現在のユーザー コンテキストの Forest オブジェクトを取得します。
	GetForest	指定したコンテキストの Forest オブジェクトを取得します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetSelectiveAuthenticationStatus	指定されたフォレストとの着信方向の信頼関係で、認証の選択が有効になっているかどうかを示すブール値を取得します。認証の選択が有効な場合、true です。それ以外の場合は false です。詳細については、「解説」を参照してください。
	GetSidFilteringStatus	信頼の SID フィルタ処理状態を取得します。
	GetTrustRelationship	このフォレストと指定したフォレストとの間の信頼関係を取得します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	RaiseForestFunctionality	フォレストの操作のモードを上げます。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	RepairTrustRelationship	信頼関係を修復します。
	SetSelectiveAuthenticationStatus	着信側の信頼の選択的な認証を有効または無効にします。
	SetSidFilteringStatus	指定したフォレストで SID フィルタ処理の状態を設定します。
	ToString	オーバーライドされます。 現在のフォレストの文字列形式を返します。
	UpdateLocalSideOfTrustRelationship	オーバーロードされます。 信頼関係のローカル側のパスワードを更新します。
	UpdateTrustRelationship	信頼関係の信頼方向を更新します。信頼の方向は、信頼の両側で更新されます。
	VerifyOutboundTrustRelationship	以前に確立された、指定したフォレストとの発信方向の信頼が有効かどうかを検査します。
	VerifyTrustRelationship	以前に確立された、指定したフォレストとの信頼が有効かどうかを検査します。

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Dispose	オーバーロードされます。 オブジェクトに保持されているリソースを解放します。
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

Forest クラス
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間