Ezra
Ezraとは、2001年6月に発表された台湾VIAテクノロジーズの32ビットマイクロプロセッサの開発コードネームである。
別の設計を用いていた前期Cyrix IIIではなく、後期Cyrix IIIの後継に相当する。低価格のマシンをターゲットにしており、特徴としては、0.13μmプロセスを採用したことなどによって、大幅な低消費電力と低発熱を実現している点があげられる。なお、動作周波数は最高933MHzで、1次キャッシュを128KB、2次キャッシュを64KB搭載している。ただし、性能は同周波数のCeleronやDuronと比較すると、やや低いとされている。
エズラ
Ezra (C5C)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 03:24 UTC 版)
「VIA C3」の記事における「Ezra (C5C)」の解説
Ezra(エズラ)はSamuel2の製造プロセスを0.13μmにシュリンクした製品である。微細化に伴いコア電圧が1.35Vに引き下げられ、動作クロックの向上が図られた。ただしダイサイズはSamuel2から変更されていない。特に大きな変更がないためか、名称がSamuel2(C5B)からEzra(C5C)に変更されているにも関わらずCPUIDはSamuel2が670,Ezraが678で、MODEL IDは7のまま変わらっておらず、STEPPING IDのみ0から8に変更されている。 菓子箱を意匠したリテールパッケージが販売され話題となった。
※この「Ezra (C5C)」の解説は、「VIA C3」の解説の一部です。
「Ezra (C5C)」を含む「VIA C3」の記事については、「VIA C3」の概要を参照ください。
- Ezraのページへのリンク