Everything (MISIAの曲)とは? わかりやすく解説

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Everything (MISIAの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/10 16:30 UTC 版)

Everything
MISIAシングル
初出アルバム『MARVELOUS
B面 愛の歌
Everything (Hex Hector's Club Mix)
Escape (DJ WATARAI Remix)
リリース
ジャンル J-POP
レーベル アリスタジャパン
作詞・作曲 MISIA、松本俊明
プロデュース 冨田恵一
ゴールドディスク
2ミリオン(日本レコード協会
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続・通算4週、オリコン
  • 2000年11月度月間1位(オリコン)
  • 2000年度年間14位(オリコン)
  • 2001年度年間12位(オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング30位
MISIA シングル 年表
Escape
(2000年)
Everything
(2000年)
I miss you 〜時を越えて〜
(2001年)
ミュージックビデオ
Everything - YouTube
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Everything』(エヴリシング)は、2000年10月25日に発売されたMISIAの7枚目のシングル。2000年代の女性アーティストのシングルとしては最大の売上を記録した。

解説

シングルでは『忘れない日々』以来2度目となる本格的なバラード曲。金原千恵子によるストリングスなどが用いられている。

フジテレビ系ドラマ『やまとなでしこ』主題歌となり大ヒットした[1]

MISIAのシングルでは初のオリコンシングルチャート1位を獲得した。その後3週連続1位を獲得した後、返り咲きで通算4週1位を獲得した。公称出荷ベースでは200万枚を超えた[2]。シングルでは唯一のミリオンセラーとなっている。また、オリコンの年間シングルチャートでは集計期間の関係上、2000年には年間14位、2001年に年間12位を記録している(当時の同チャートは前年12月から当年11月までの集計であったため)。

現在までのところ、2000年代の女性アーティストのシングルとしては最大の売上を記録しており、男性アーティストを含めても『TSUNAMI』(サザンオールスターズ)、『世界に一つだけの花』(SMAP)、『桜坂』(福山雅治)に次ぎ、4位である。また、20世紀中に達成された最後のミリオンセラー曲である[3]

2001年にはDREAMS COME TRUEとのコラボレーションシングルを発売するも、単独名義では本作のリミックスシングルとなる『Everything JUNIORGOMI REMIX』のみの発売となった。オリジナルシングルは2002年の『果てなく続くストーリー』まで約1年3か月空くこととなる(この間レコード会社を移籍している)。この年、シングルは発売されなかったものの、タイトル曲が収録されたアルバム『MARVELOUS』もオリコン集計で約170万枚を売り上げるヒットとなった。

日本音楽著作権協会(JASRAC)の著作権使用料分配額(国内作品)ランキングでは、2001年度の年間1位[4](2002年JASRAC賞金賞[5])、2002年度の年間6位[6]を獲得した。

フェイス・ワンダワークスが2015年に発表したGIGAエンタメロディで15年間で最も多くダウンロードされた着信メロディを集計した「着信メロディ15年間ランキング」において11位にランクインされた[7]

ミュージック・ビデオ神奈川県横浜市西区にある横浜赤レンガ倉庫で撮影された。雪の代わりには何トンにも及ぶ塩が使われた。

2008年10月29日発売のコンピレーション・アルバム.LOVE』にも収録されている。

2010年3月31日より、日清食品の『カップヌードル』のCMに起用され、映像には「Everything」のクリップのサビの部分がそのまま使用されたうえで、歌詞が「この味は世界にひとつ」に変更されており、その歌詞をMISIA本人が録音し直した音源が使用され、口元を新しい歌詞に合う様にCG処理したものが放送されている。

収録曲

全作詞:MISIA

  1. Everything
    作曲:松本俊明、編曲:冨田恵一
    サビのフレーズである「You're everything」は、MISIAが原曲を聴いた時からすでに口ずさんでいたという。
    これまでの作風にあったホイッスルの多用や極端な高音が抑えられているため、カラオケでは女性の定番曲となり、翌2001年のオリコンカラオケチャートでも上位を記録した。
  2. 愛の歌
    作曲・編曲:佐々木潤
  3. Everything(Hex Hector's Club Mix)
    作曲:松本俊明、リミキサー:Hex Hector
  4. Escape(DJ WATARAI Remix)
    作曲:MISIA & SAKOSHIN、リミキサー:DJ WATARAI

カヴァーアーティスト

日本ファーストソロアルバムWho Sings? Vol.1に収録

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Misia初のドラマ主題歌140万枚突破”. SANSPO.COM. 株式会社産業経済新聞社. 2000年11月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2022年9月4日閲覧。
  2. ^ 毎日新聞』2002年6月4日付東京夕刊、5頁。
  3. ^ 2000年11月27日付けにて達成。なお発売ベースでの「20世紀最後発ミリオン」としては浜崎あゆみM』(2000年12月13日発売)がある。
  4. ^ 2002年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)、日本音楽著作権協会、2002年。
  5. ^ 2002年JASRAC賞 「Everything」が金賞を受賞、日本音楽著作権協会、2002年。
  6. ^ 2003年 国内作品分配額ベスト10(金・銀・銅賞関連)、日本音楽著作権協会、2003年。
  7. ^ スマホ時代に着信メロディ復活元年 GIGAエンタメロディ「着信メロディ15年間ランキング」発表 歴代No.1アーティストはEXILE、PRTIMES(株式会社フェイス・ワンダワークス)、2015年1月20日。
  8. ^ 本日公開の「映画クレしん」ひろしが福山雅治、みさえがMISIAの楽曲を熱唱
  9. ^ “Da-iCE大野雄大、ビルボードライブ開催。昭和・平成の名曲をカバーするEPも発売決定”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年10月5日). https://www.barks.jp/news/?id=1000190193 2022年1月14日閲覧。 


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