DCとは? わかりやすく解説

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DC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 03:53 UTC 版)

DCは、以下のいずれかを指す。

一般名詞

固有名詞

地名など

企業名・ブランド名等

製品名・商品名・番組名等

タイトル等

政党

その他の固有名詞

関連項目


DC++

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 10:34 UTC 版)

DC++
Windows 7上で動作するDC++ 0.777
開発元 ジャセク・シエカ(Jacek Sieka)
最新版
0.882 / 2024年11月9日 (4か月前) (2024-11-09)
リポジトリ
プログラミング
言語
C++
対応OS Windows
種別 Peer-to-peer
ライセンス GNU GPLv2 or later
公式サイト dcplusplus.sourceforge.net
テンプレートを表示

DC++とは自由かつオープンソースP2Pファイル共有クライアントで、ダイレクトコネクトネットワーク英語版ADC英語版プロトコルに接続することができる。主開発者はジャセク・シエカでarnetheduck英語版という愛称を持っている。

2008年現在、DC++はダイレクトコネクトのコミュニティで90%のシェアを誇っている[1]

DC++はNeoModus Direct Connect (NMDC)のフリーオープンソース代替クライアントで、同じファイル共有ネットワークに接続していて、同じファイル共有プロトコルに対応している。DC++が前述の人気を得ている理由の1つがNMDCと違っていかなるアドウェアを含んでいない点である[2]

ダイレクトコネクトネットワークには他クライアントが多くあり、これらのほとんどをDC++ "mods"とされ、DC++のソースコードを元にしたDC++修正バージョンである。DC++ modsの一部は以下にある。これらのクライアントの一部は特化されたコミュニティ(例えば音楽共有コミュニティ)向けや、特定の実験的機能や、DC++から削除されたとされる機能に対応するために開発されている。実験的機能の例としてハッシングがあり、当初BCDC++に搭載されていたが後にDC++が採用した。

フォーク

DC++とそのフォークを示したチャート図[3]

DC++におけるフリーオープンソース環境のアドバンテージはオリジナルクライアントに機能を追加したいくつものmodsが公開されることである。

多くのユーザーが将来的なリリースが含まれるDC++にパッチを送信しているが、開発者によってリジェクトされた機能もある。パッチをリジェクトする理由にとしてコードが貧弱だったり、取るに足らない、乱用されかねない、過度に特化された機能だったり、メインクライアントに無かったりするなどがある。例として、アップロードの帯域制限(多くのユーザーはアップロード帯域制限はチーティング形式で、フルデュプレックスネットワーク接続を使わない他ユーザーは制限されたアップロードによる合理的なダウンロード速度にしか達しない)、色付けされたチャット、特化したオペレーター機能(例としてクライアント/共有チェックがある。

一部フォークの開発者はDC++に機能の提供やアップストリーム還元バグ修正を行っている。

クライアントソフトウェアの比較

一般

クライアント FOSS
ソフトウェアライセンス 現行
AirDC++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
TkDC++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
ApexDC++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
DC++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
EiskaltDC++ Yes GNU GPLv3 or later Yes
FlylinkDC++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
LinuxDC++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
RSX++ Yes GNU GPLv2 or later Yes
StrongDC++ Yes GNU GPLv2 or later No
クライアント FOSS
ソフトウェアライセンス 現行

対応OS

クライアント Windows
Linux
macOS
BSD
Haiku
AirDC++ Yes No No No No
TkDC++ Yes No No No No
ApexDC++ Yes No No No No
DC++ Yes No No No No
EiskaltDC++ Yes Yes Yes Yes Yes
FlylinkDC++ Yes No No No No
LinuxDC++ No Yes No Yes No
RSX++ Yes No No No No
StrongDC++ Yes No No No No
クライアント Windows
Linux
macOS
BSD
Haiku

インタフェースとプログラミング

クライアント GUI
CLI
WebUI
プログラミング言語
元クライアント
AirDC++ Yes No No C++ StrongDC++
TkDC++ Yes No No C++ StrongDC++ / DC++ bzr
ApexDC++ Yes No No C++ StrongDC++
DC++ Yes No No C++ -
EiskaltDC++ Yes Yes Yes C++ DC++
FlylinkDC++ Yes No Yes C++ ApexDC++/StrongDC++
LinuxDC++ Yes No No C++ DC++
RSX++ Yes No No C++ StrongDC++
StrongDC++ Yes No No C++ DC++
クライアント GUI
CLI
WebUI
プログラミング言語
元クライアント

機能

クライアント
Magnet URI
UPnP
NAT traversal
DHT
暗号化
IPv6
IDNA
プラグイン
プロキシ
ハッシュアルゴリズム 対応プロトコル
AirDC++ Yes Yes Yes No Yes Yes No Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
ApexDC++ Yes Yes Yes Yes Yes No No Lua, C++ Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
DC++ Yes Yes Yes No Yes Yes No Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
EiskaltDC++ Yes Yes Yes Yes Yes No Yes Lua, QtScript, QML Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
FlylinkDC++ Yes Yes Yes Yes Yes No Yes Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
LinuxDC++ Yes Yes Yes No Yes No No Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
RSX++ Yes Yes Yes Yes Yes No No Lua, C++ Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
StrongDC++ Yes Yes Yes Yes Yes No No Yes Tiger Treeハッシュ TIGR, ADCS
クライアント
Magnet URI
UPnP
NAT traversal
DHT
暗号化
IPv6
IDNA
プラグイン
プロキシ
ハッシュアルゴリズム 対応プロトコル

関連項目

  • NeoModus Direct Connect protocol (NMDC)英語版
  • Advanced Direct Connect (ADC)

脚注

  1. ^ Fredrik Ullner (2008年1月). “PC Pitstop and its P2P-report”. DC++: Just These Guys, Ya Know?. 2008年3月19日閲覧。
  2. ^ Annalee Newitz (2001年7月). “Sharing the Data”. Metro, Silicon Valley's Weekly Newspaper. Metro Publishing Inc. 2006年12月21日閲覧。
  3. ^ http://www.adcportal.com/wiki/Client_Software

外部リンク

公式

非公式





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