5代目 X70型とは? わかりやすく解説

5代目 X70型(1984年 - 1997年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 17:38 UTC 版)

トヨタ・マークII」の記事における「5代目 X70型(1984年 - 1997年)」の解説

バンワゴン除き1984年 - 1988年 このモデルより正式に車名が「トヨタ・マークII」となり、名実共にコロナか独立したモデルとなった(ただし前述通り4代目からCM等では単にマークII呼ばれていた)。キャッチコピーは「美しき正統」。ボディ先代と同じセダンワゴンハードトップ三種ハードトップは、F30日産・レパード、S120系クラウン同様にクリスタル・ピラーと呼ばれるブラックアウトされたCピラー周り樹脂処理がスタイリング特徴ハードトップ販売主力で、セダンタクシー教習車としてよく使われた。搭載エンジンディーゼルが2.2LのL型から2.4Lのレーザー2L型へ変更した程度基本的にX60系(後期)と同じである。ディーゼル、1.8L車はリアサスが4リンクリジッドであった。2.5Lや3.0Lなどの3ナンバー車設定されなかった。ハードトップの「グランデ(1G-EU型エンジン搭載車)」は1985年度グッドデザイン賞受賞している。CM出演者九代目松本幸四郎1984年8月 - 登場1984年11月 - ワゴンフルモデルチェンジエンジンは2.0Lのレーザー1G-II のみ。 1985年10月 - チェイサー・クレスタと共に1G-GTEU型を搭載したGT TWIN turbo」(GTツインターボ)が登場。これは日本初のツインカム・ツインターボエンジンである。この追加によりM-TEU搭載の「グランデ・ターボ」は廃止トランスミッションには電子制御4速AT(ECT-S)と5速マニュアル用意された。セダンモデルには「GTツインターボ」は設定されなかった。同時に小変が行われ、電動格納式ドアミラー上級モデル標準装備されると共にLG以下のグレードにもフロント合わせガラス採用される1986年8月 - マイナーチェンジ内外装変更。1G-GEUエンジン改良サスチューニング見直しインパネ右側吹出し口形状変更スイッチ類見直し、リアヘッドレストの改良等を行う。セダンにも一部除きフォグランプ標準装備された。タクシー仕様LPGエンジンを1.8L 2Y-PU型から2.0L 3Y-PU型に換装1988年8月 - ハードトップセダン生産・販売終了これに伴いワゴン(GX70G)・バン(YX76V、LX76V)はマイナーチェンジ行いフェイスリフトおよびエンジン1G-FEワゴン)に変更し、インテリアカラーを変更。ボンネット・フロントフェンダー・バンパーを北米仕様同様のパネル変更ロングノーズとなる。 1990年9月 - 上級グレードLGグランデエディション追加1993年2月 - 一部変更ワゴンはルーフレール・マッドガードが装着されバン自動車NOx法適合するため2Y-J型1.8Lから3Y-E型4気筒2.0Lに変更した(YX78V)。またテールゲートにトヨタマークが装着された。 1996年8月 - X90マークIIセダン一部改良伴って全車種に運転席エアバッグ標準装着されオプションでエアバッグレスハンドル仕様もあり)、それまで使用されていたマークIIロゴ入ったX70型ハードトップ仕様ハンドルからエアバッグ付きハンドルX90ハードトップと共通の物に、オプションのエアバッグレスハンドルはトヨタロゴが入った丸み帯びた仕様変更された。 1997年3月 - バン・ワゴンの生産終了在庫応分のみの販売となる。 1997年4月 - ワゴン・バン販売終了ワゴンマークIIクオリスモデルチェンジバンはカルディナバンに統合)。5代目販売終了前月までの新車登録台数累計645594台。 ハードトップ1986年型) バン後面

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