5代目 T180型とは? わかりやすく解説

5代目 T180型(1989年 - 1993年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:59 UTC 版)

トヨタ・セリカ」の記事における「5代目 T180型(1989年 - 1993年)」の解説

1989年9月セリカ5代目モデルチェンジCMアメリカの俳優 エディ・マーフィ起用先代イメージ踏襲しつつ、ニューエアロフォルムと呼ばれる未来感覚にあふれる個性的なスタイリングを纏って登場したプラットフォーム先代ベースとしていながらサスペンションリファインが行なわれて剛性上げられている。さらにフルタイム4WDであるGT-FOURのリアデフには、日本初のトルセンリミテッド・スリップ・デフを装着した限定車として、油圧制御アクティブサスペンション装着車用意された。オーディオ10スピーカーのスーパーライブサウンドシステムがオプション設定された。2ドアクーペ用意されアメリカカナダ等の北米地域(アメリカ自治領含む)で販売された。 ラリー競技への参加車両として、クロスミッションを標準装備したラリーベースグレード「GT-FOURラリー」が設定された。オーディオエアコンパワーウィンドウなどの快適装備省略された以外にも、標準装備されるタイヤはほかのグレードよりも1サイズ細いものが装着されアルミホイールオプション設定もされなかった。 1990年8月には、先代同様に輸出仕様車のみの設定のクーペボディを、ASCによって改造されコンバーチブル(ST183C型)を追加した。3S-GE型エンジンデュアルモード4WS搭載され上級グレードとして本革シート装備したTYPE-G新たに設定された。GT-FOURには前後ブリスターフェンダーにより、ワイドボディ化されたGT-FOUR A(ST185H型)が登場した。Aはアドバンス意味する1991年8月にはリアコンビネーションランプやフロントリア細部意匠変更された(エンブレムがトヨタマークに変更)。ドア内にサイドインパクトビーム追加され、後席3点式シートベルト装備された。トランスミッションシンクロナイザー強化されるなどのマイナーチェンジ実施された。標準ボディワイドボディ2種類混在していたGT-FOURは全てワイドボディ化され、GT-FOUR Aはラインナップから消滅した。またGT-FOURは標準装備タイヤホイール15インチ化されている。 同年9月WRC用のホモロゲーションモデルGT-FOUR RC発表された(RCとはラリー・コンペティションの略)。生産台数グループA規定の5,000台で、日本国内ではそのうち1800台が販売された。輸出モデルはカルロス・サインツ・リミテッドエディションと呼ばれた1992年8月には ダークブルーマイカメタリックのボディーに青い幌のLIMITED 300国内300限定販売された。 1993年9月 - 生産終了在庫販売のみとなる。 1993年10月 - 6代目入れ替わる形で販売終了販売終了前月までの新車登録台数累計は74115台。 リフトバックZ-R コンバーチブル リフトバックワイドボディGT-FOUR

※この「5代目 T180型(1989年 - 1993年)」の解説は、「トヨタ・セリカ」の解説の一部です。
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