4代目 S12型とは? わかりやすく解説

4代目 S12型(1983年 - 1988年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:19 UTC 版)

日産・シルビア」の記事における「4代目 S12型(1983年 - 1988年)」の解説

1983年8月発売。このモデルからリアサスペンションセミトレーリングアーム式サスペンション独立式となる。また、リトラクタブル・ヘッドライト採用された。機能面では、日本初のチルトアップ機構付き電動ガラスサンルーフ搭載された。日本国外への輸出ではこのモデルから日産ブランドでの輸出となっている(名称は200SXのまま)。 ボディタイプは2ドアノッチバックと3ドアハッチバックの二車種センターピラーを持つようになったためノッチバックボディは「ハードトップ」から「クーペ」に名称が変わったエンジンデビュー当初、1,800ccのCA18型3種キャブレター/EGI/EGIターボ)と2,000ccの自然吸気エンジンであるFJ20E型(150PS)、ターボ搭載したFJ20ET型(190PS)が設定された。 なお当初新開発のCA18型エンジンの搭載前提デザインされていたが、デザイン決定後にFJ20エンジン搭載モデル設定されることとなり、背の高いエンジン収めるためにボンネット切り抜きバルジ設けることで解決した。このバルジには吸気口開けられていないが、デザイン上は開口しているように見せるためか「4VALVE DOHC TURBO」のロゴ入った黒色ステッカーが貼られている。(インタークーラー搭載していないため、機能上で吸気口設け必要がない。) 「ターボR-X・G」には「キーレスエントリーシステム」なる装備があった。これは、後世におけるリモコンドアロックインテリジェントキーシステムとは異なりドアハンドル内蔵されキーパッド暗証番号入力して施錠解錠を行うものであった同年11月には特別仕様車50アニバーサリーバージョン」発売1984年2月1800ターボR-L FISCO追加中級グレードターボR-LにFJ20E/ET搭載車とほぼ同一サイズタイヤ(195/60R15 88H)、アルミホイール15×6.5J)等を装備したもの。9月、CA18ET車のターボチャージャー冷却方式水冷式変更1986年2月マイナーチェンジ。FJ20E/FJ20ET型エンジン搭載車廃止され全車CAエンジン搭載車となった。トップグレードにはCA18DET型ツインカム・ターボエンジンが搭載された(これ以後DOHCからTWINCAMという表記になる)。同時に兄弟車ガゼール廃止このため日産モーター店では代替としてシルビアを扱うことになった北米モデル200SXにはVG30E型3,000ccエンジンを積む大排気量車が追加)。 1987年2月クーペに「ホワイト RS-X追加同年8月クーペに「R-X ホワイトセレクト」、「フルホワイト R-X」を追加しツインカム ターボRS一部車種廃止1988年生産・販売終了販売終了前月までの国内新車登録台数累計2万9686台 クーペ 前期型 RS-Xリア200SX 3ドア北米仕様後期型ハッチバック 前期型 RS-X

※この「4代目 S12型(1983年 - 1988年)」の解説は、「日産・シルビア」の解説の一部です。
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