2016年4月発売モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 14:13 UTC 版)
2006年モデル以来使われてきたクロスメディアバーを廃止してユーザーインターフェイス全体が一新され、番組表は白バックに黒文字表示で紙の番組表に近づけたデザインとなり、1番組あたりの情報量を2014年11月発売モデルよりも最大で約2倍に増加したことで詳細画面を開かなくても番組の概要を把握できるようにし、ミニ番組などの短時間放送番組で表示しきれない番組名や詳細情報もカーソルを合わせるだけで表示できるようになった。また、リモコンの赤ボタンを押すことで「みんなの予約ランキング」へアクセスできるようにした。この「みんなの予約ランキング」も改良され、ジャンル別表示が採用された。録画リスト画面にも同様のジャンル別表示を採用し、録画した番組をジャンルから探して目的の番組へすばやくアクセスできるようにした。ホーム画面は一目で使い方が分かるようにシンプルな画面となり、「録画する」・「視聴する」といった基本操作のみならず、「削除/編集」や「ダビング」といった便利機能もホーム画面上に表示された。一方で、編集機能からタイトルの分割・結合が無くなり、音声付き早送り再生がそれまでの「1.5倍」から「1.3倍」になるなど、機能が低下した部分も存在する。 リモコンも改良され、発光部に3つのLEDを採用した強力赤外線発光「ズバとびっ!」に対応し、レコーダー本体の受光部の改良と相まって指向性の範囲拡大と受光感度向上などを行った新型となった。 ワイヤレスおでかけ転送はAndroid/iOS端末向けアプリ「Video & TV SideView」との連携を強化し、日本国内でのBDレコーダー市場において初めてとなる宅内でのモバイル端末へ、放送中番組と録画番組、または、録画番組の2配信が可能となった(ただし、2番組以上の同時録画(市販のソフト再生中または外部入力録画中の場合、録画中)は録画番組の2配信のみ可能、また、スマートフォンへ配信する場合、BDレコーダーの状態や配信先により「快適視聴モード」による視聴のみ可能の場合がある)。一方で、USB端子を経由した有線のおでかけ転送は非対応となった。 4K UHDテレビとの連携も強化され、「ブラビア」の4K UHDモデルと組み合わせることで、録画した番組に合わせたノイズ除去を行って「ブラビア」へ送信し、テレビ側でアップコンバートを行う「4Kブラビアモード」と、ソニー以外のメーカー製4K UHDテレビでもレコーダー側で24P/30Pのアップコンバート処理を行う「4Kアップコンバート」を搭載した。 そのほか、セリフの強調及び効果音などの音量バランスを最適化して、深夜などに小音量で再生する場合でも聴きやすい音声にする「ナイトモード」も搭載した。 前世代機までは3番組同時録画対応機はCREAS等の高画質・高音質機能を搭載したり光デジタル出力端子を搭載するなど、2番組以下の同時録画対応機と差別化がされていたが、この世代ではチューナーの数以外は全く同一性能となっている。 なお、2017年7月に実施予定の本体ソフトウェアアップデートにより、後述する2017年6・7月発売モデルの一部機能(SeeQVaultの対応・編集機能の追加・本体操作性向上など)が組み込まれるようになる。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}本世代よりEMMAからUniPhierに変更されたと見られている[要出典]。 BDZ-ZW500 HDD 500GB - BDZ-EW520の後継機、2番組同時録画対応。 BDZ-ZW1000 HDD 1TB - BDZ-EW1200の後継機、2番組同時録画対応。 BDZ-ZT1000 HDD 1TB - BDZ-ET1200の後継機、3番組同時録画対応。 BDZ-ZT2000 HDD 2TB - BDZ-ET2200の後継機、3番組同時録画対応。
※この「2016年4月発売モデル」の解説は、「BDZ」の解説の一部です。
「2016年4月発売モデル」を含む「BDZ」の記事については、「BDZ」の概要を参照ください。
- 2016年4月発売モデルのページへのリンク