テレビとの連携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 01:03 UTC 版)
「X1 (コンピュータ)」の記事における「テレビとの連携」の解説
「パソコンテレビ」と銘打ち、専用のディスプレイテレビまたはオプションのデジタルテロッパーと組み合わせることで、テレビ画面とパソコン画面の重ね合わせ(スーパーインポーズ)を実現した。また、パソコンのサブ電源を切っていても、80C48省電力チップ制御によりキーボードやプログラムからテレビのチャンネルや音量を操作可能で、有線リモコンのように使用できた。 キーコンビネーションによるテレビ操作(X1本体のサブ電源がオフでも操作可能)同時押しの軸キーテンキー動作SHIFTキー 1〜9キー テレビチャンネルの1〜9に切り替え /,*,-キー テレビチャンネルの11〜12に切り替え ←及び→キー テレビチャンネルを昇順/降順に切り替え ↑及び↓キー テレビの音量調整(PSGなどの合成音声には無関係) 0キー 音声ミュート +キー スーパーインポーズON =キー スーパーインポーズOFF ,キー テレビ放送のみ表示 本体のIPL-ROM (Initial Program Loader) にテレビタイマーエディタがあり、チャンネル指定や曜日指定、毎時指定などテレビのオン/オフタイマーやチャンネルの切り替えを7件までプログラムできる。本体前面のサブ電源スイッチをオフにしていても内蔵マイコンによる制御で動作した。 初代機は赤/白/銀の3色のカラーバリエーションが用意された。また、AV機器のように積み重ねて使用することを想定して、本体、キーボード、ディスプレイテレビ、FDDやテロッパなどコンポーネントの横幅が39cmに統一されていた。X1Gでは本体縦置きも可能で、そのときは高さと専用ディスプレイの高さが一致するなど純正の組み合わせでは統一したデザインになる。 なお、横幅については一部オプションやX1Cシリーズ、X1G、X1twin、turboZ以降の専用ディスプレイTVは上記とは異なる。
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