2013年シリーズとは? わかりやすく解説

2013年シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 01:46 UTC 版)

マーシャと熊」の記事における「2013年シリーズ」の解説

30 成長ビタミン (Серия 30) 庭のチューリップしおれているのを見つけた熊は、それを治す合成した。それを頭からかぶってしまったマーシャは、不思議の国のアリスのように家の中大きくなってしまう。 題名1988年公開され子供向けアニメ成長ビタミン(Витамин роста)」とそのもとになったオレグ・グリゴリエフ(Олег Григорьев)の同名の本(1981年)を踏まえている。グリゴリエフの話はもっと深遠なものではある。動物人間大きくなるを使うというストーリーハーバート・ジョージ・ウェルズの「神々の糧(The Food of the Gods)」(1904年)のものであり、小さな女の子魔法食べ物巨大になってしまうという場面ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」(1865年)に見られるのである。 Серия 30 31 新しい箒 (Серия 31) ウサギホッケーをしている最中マーシャ森の中で空を飛ぶ箒を見つけ、面白がっての中を箒で飛び回るタイトルは「新しい箒は新し掃き方で(новая метла по-новому метёт)」というロシア言い慣わし冒頭部分である。このいい習わしは、新しい箒はよりきれいに掃けることから、例え仕事新し上司は特に熱心に細心の注意払って素早く課題片付ける、という意味。 Серия 31 32 みんなが家にいるとき (Серия 32) 冬にペンギンが熊を訪ねてやってきた。ところがマーシャそのときに熊のところにやってきて、しかもペンギンマーシャ一緒に遊ぶ方が楽しいらしい。熊はとても寂しい気がしてしまう。 タイトルの「みんなが家にいるとき(Когда все дома)」は、ロシア日曜日の朝テレビ番組で、有名人家族様子取材する同名の番組踏まえている。なお、ロシア語には「家にみんなはいない (не все дома)」という言い方がある。 これはその対象人物正常な判断力理解力がないことを意味する。 Серия 32 33 甘い生活 (Серия 33) 熊が外に出かけた後、マーシャは熊の家の台所ペロペロキャンディ をたくさん作って食べていた。ところが、食べ過ぎて虫歯で歯が痛くなってしまう。 題名は、フェデリコ・フェリーニ映画甘い生活」(露:Сладкая жизнь)を踏まえている。 Серия 33 3412写真 (Серия 34) マーシャは、熊のところでインスタントカメラ見つけた(このエピソードの中ではこれが9×12カメラのようなフォールディングカメラの形をしている)。突然フラッシュをたいて、みんなの驚いた顔を撮って回って面白がる題名は、イリナ・アレグロヴァ(Ирина Александровна Аллегрова) 監督映画「9×12写真(Фотография 9×12)」(1991年)を踏まえている。このヒット作とその中の歌のタイトル客先から預かったネガ写真スタジオで12版にプリントしたこと(最も小さく、したがって最も安いサイズ)をセンチメンタル述べたのである。 Серия 34 35 子供はつらい (Серия 35) マーシャ例によって、わざとではないものの友達たちを困らせて、最後に熊の家に飛び込んできた。マーシャ部屋の隅に立たせて、みんなが文句言い立てる中、熊は自分子供の時はどうだっただろうと思い出す。 題名の「Трудно быть маленьким」(逐語訳愛らしい子供でいることはむつかしい)はユリス・ポドニェスキ(Юрис Подниекс)監督ソビエトドキュメンタリー映画若者でいることは簡単なのか?(露:Легко ли быть молодым? 、リトアニア語:Vai viegli būt jaunam?)」 (1987年)を踏まえている。またさらに、ストルガツキー兄弟SF小説神様はつらい(Трудно быть богом)」(1964年)を連想させる題名にもなっている。 Серия 35 36 二人で一人 (Серия 36) 姉妹ダーシャマーシャ訪ねてきた。マーシャの家に着くなり服を泥だらけにされてしまったので、マーシャの服を着たのだが、ダーシャマーシャとそっくりに見える。マーシャダーシャを熊のところに案内するが、ダーシャマーシャ友達猛獣の熊であるとは知らなかった。 Серия 36 37旅行 (Серия 37) 熊は旅行計画するマーシャに見つからないようにしたつもりなのだが、マーシャいつの間にかに熊のスーツケース中に忍んでいた。 題名1987年ソビエト人形アニメ「Большое путешествие(大旅行)」を思い起こさせるものになっているこの人形劇アニメ友達同士カバトップのトゥティが一緒に山に登ることを企てる話である。また、映画ライアンを探せ! 」のロシアでの公開時タイトル「Большое путешествие(大旅行)」とも同じものである。 Серия 37 38 今日はみんなさかさま (Серия 38) 熊はウサギ自分は昔サーカス出ていたことを話すが、ウサギ笑って信用しない。そこで熊は一輪車の上ジャグリング披露するその時転んで一輪車から落ちてしまい、頭を打って少しおかしくなってしまった。熊はまるでマーシャのように振る舞う題名ソビエト児童文学作家ユーリ・トミン(Юрий Томин) の同名の本「今日はみんなさかさま(Нынче все наоборот)」(1968年)を踏まえている。 Серия 38

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