2012年発売モデル
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BD-H51/HW51/W510/W1100(2012年3月発売) H51/W510/W1100はH50/W500/W1000の後継機種だが、HW51はかんたんシリーズ初となるダブルチューナーモデルである。HDD容量はW1100は1TB、その他の機種はすべて500GB。 新たに、予約録画していない場合でも、決定的瞬間や不意の来客・電話などで見逃したシーンを最大90分までさかのぼって視聴できる「ちょっと戻っテレビ」と好みのジャンルの番組を指定することで指定したジャンルの最新番組を自動更新録画する「最新上書き録画」を搭載。 また、ハイグレードシリーズに属するW510/W1100では新規開発の高速ドライブメカを搭載したことでHDD→ブルーレイディスクへのダビング時間を従来機種比約20%短縮した「スピードBDダビング」を、かんたんシリーズに属するH51/HW51ではリモコン操作で画面上に音声ガイド付きシンプルメニューを表示する「かんたんメニュー」や通常の約0.9倍速で再生し、スポーツ実況等の早口の番組を聞き取りやすくする「ゆっくり再生」を搭載。また、H51を除くすべての機種で、インターネットに接続してネット動画を手軽に楽しめる「YouTube視聴」に対応した。 S端子は前機種(H50/W500/W1000)同様非搭載だが、手持ちの機器との連携に配慮し、D映像出力端子やアナログAV入出力端子は全モデル装備されている(H51/W510/W1100は前機種にD映像出力端子とアナログAV出力端子を追加、W510/W1100はアナログAV入力端子も追加)。 BD-T510/T1100/T2100(2012年5月発売) 国内のブルーレイレコーダーで初めて、着脱式のSHDD(スロットインハードディスク)を搭載し、内蔵HDDに加えて500GB分の録画容量を拡張できる。レコーダー本体に入れるので外付けハードディスクの設置場所が不要で、配線の手間も省ける。また、内蔵HDDからSHDDへ約10倍速の高速ダビングができ、内蔵HDDと同じく3番組同時録画に対応する。なお、SHDDは別売りで用意されている。内蔵HDD容量はT510は500GB、T1100は1TB、T2100は2TBである。 シャープ製ブルーレイレコーダーでは初めての地上・BS・110度CSデジタルトリプルチューナーを搭載し、3番組同時録画を実現しているほか、スカパー!HDチューナーと接続することで4番組同時録画も可能である。 機能面では先に発売されたW510/W1100と同等で、予約録画していない番組でも最大90分までさかのぼって視聴できる「ちょっと戻っテレビ」や好みのジャンルの番組を自動更新録画する「最新上書き録画」、HDD→ブルーレイディスクへのダビング時間を高速化した「スピードBDダビング」、無線LANアクセスポイント機能「Wi-Fiコネクト」、「YouTube視聴」と充実の機能を備える。端子類はD映像出力端子・アナログAV入出力端子を装備しており、手持ちの機器との連携に対応。T1100/T2100ではさらに、アンチバイブレーションキャビネットやオーディオ専用コンデンサなど、厳選された高画質・高音質パーツを採用している。 BD-S520(2012年11月発売) BD-W520/W1200(2012年11月発売) ハイグレードシリーズの新モデルとして、W510/W1100後継のダブルチューナーモデルW520/W1200とハイグレードシリーズとしてはHDS63以来となるシングルチューナーモデルS520の3機種を設定。内蔵HDD容量はS520/W520は500GB、W1200は1TBである。 新たに録画リスト表示画面や録画番組再生中に約2分30秒又は約5分間隔で録画した番組のシーンを小画面で一覧表示し、小画面から選択したシーンから頭出し再生できる「見どころポップアップサーチ」を搭載。また、事前に専用ソフトをインストールすることでスマートフォンから音声で検索や操作ができる「スマートフォン ボイスリモコン」に対応した。 また、ダブルチューナーモデルのW520/W1200には視聴用チューナーを1基搭載しており、2番組同時録画中に別の番組を視聴することができるほか、液晶テレビ「アクオス」と接続したときには録画用チューナーとなり3番組同時録画ができる「ファミリンクプラス録画」に対応(スカパー!プレミアムサービス(旧・スカパー!HD)対応チューナーと接続することで最大4番組同時録画も可能)。さらに、外付けHDDへの録画にも対応する。シングルチューナーモデルのS520にはシンプルな操作画面と音声ガイドで簡単に操作できる「音声ガイド付きかんたんメニュー」を搭載した。また、このシリーズよりシャープ製レコーダーでは初のデジタル放送に対応したGガイドが搭載されている。
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