2010年 - 2011年:My World 2.0、Never Say Never、Under the Mistletoe
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「ジャスティン・ビーバー」の記事における「2010年 - 2011年:My World 2.0、Never Say Never、Under the Mistletoe」の解説
2010年1月、リュダクリスをフィーチャーしたデビューアルバム『My World 2.0』のリードシングル「Baby」がリリースされ、世界中で大ヒットした。Billboard Hot 100では5位を獲得し、いくつかの国で10位以上を記録した。また、プロモシングル「Never Let You Go」、「U Smile」は30位以上を記録し、カナダでは20位以上を記録した。レビュー集約サイトMetacriticによるこのアルバムの評価は、「Generally favorable reviews」であった。Billboard 200では初登場首位を獲得し、スティービー・ワンダーが1963年に13歳で1位を獲得して以来、同チャートで1位を獲得した2番目に若い男性ソロシンガーとなった。また、このアルバムはCanadian Albums Chart、Irish Albums Chart、ARIAチャート、New Zealand Albums Chartで初登場首位を獲得し、その他に15ヶ国で10位以上を記録した。 アルバムのプロモーションのため、ビーバーは「ザ・ビュー」、第23回キッズ・チョイス・アワード、「ナイトライン」、「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」、「The Dome」、「106 & Park」を含む生放送番組に出演した。ビーバーはシングル「Eenie Meenie」でショーン・キングストンとコラボレーションしデビューアルバムに収録された。この楽曲はイギリスとオーストラリアで10位以上を記録し、その他の国々で20位以上を記録した。2010年4月10日、ビーバーはサタデー・ナイト・ライブに音楽ゲストとして出演した。2010年7月4日には、ニューヨークで行われたMacy's Fourth of July Fireworks Spectacularでパフォーマンスをした。2010年4月、『My World 2.0』のセカンドシングル「Somebody to Love」がリリースされ、2010年6月23日にはメンターであるアッシャーをフィーチャーしたリミックスがリリースされた。ビーバーはアルバム『My World』、『My World 2.0』のプロモーションのため、コネチカット州のハートフォードでスタートされた初めての公式ツアーMy World Tourを行った。2010年7月、ビーバーは最もネット検索されたセレブであると発表された。同月ミュージックビデオ「Baby」がレディー・ガガのバッド・ロマンスの記録を破り最も再生された動画となったと同時に、最も低評価が多い動画となった。2012年11月までこの記録が破られることはなかった。2010年9月、ソーシャルネットワーキングサイトの社員によると、Twitter上でのトラフィックの3パーセントがビーバーへのツイートを占めていると報じられた。 2010年7月、ビーバーはニューヨークでセカンドアルバムのレコーディングを始めた。このとき変声期のためにファーストアルバムをレコーディングしたときよりも声が低くなっていた。2010年4月、ビーバーは「誰もが声変わりするものだよ。変声期は自然なもので、今は僕の声に必要なことをやっているし、世界で一番のヴォーカルコーチがついているんだ。(中略)「Baby」で出していた高音のいくつかはもう出せない。生歌のときにはキーを下げなくちゃいけないんだ。」と語った。ビーバーは2010年9月23日に放送されたCBSの犯罪ドラマ「CSI:科学捜査班」のシーズンプレミアにゲスト出演し、「兄弟に関連した難しい決断を迫られる問題を抱えたティーンエイジャー」を演じた。また、彼の役は連続爆破事件を起こす問題児でもある。2011年2月17日に放送されたその後のエピソードでは、そのキャラクターが殺されてしまう。2010年9月12日、2010 MTV Video Music Awardsで「U Smile」、「Baby」、「Somebody to Love」のメドレーを披露し、少しだけドラムを演奏した。2010年10月、アコースティックアルバム『My Worlds Acoustic』をリリースすることを発表した。このアルバムはアメリカのブラックフライデーにリリースされ、前作のアルバムの楽曲のアコースティックバージョンと新曲の「Pray」が収録された。 2011年2月11日、青春映画「ステップ・アップ3」の監督ジョン・M・チュウによる3D上映の伝記映画「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」が公開された。3105の映画館での公開初日の推定興行収入は1240万ドルであった。この映画は1週間で3030万ドルの総収益を上げ、3100万ドルの総収益を上げたロマンティックコメディ「ウソツキは結婚のはじまり」とは僅差であった。また、音楽ドキュメンタリーとして歴代記録を保持していたマイリー・サイラスの2008年の3D映画「ハンナ・モンタナ ザ・コンサート 3D」が上げた総収益3110万ドルとほぼ一致して、映画産業においての期待を上回った。この映画の総合興行収入は世界中で98,441,954ドルであった。2011年2月14日にはセカンドリミックスアルバム「Never Say Never: The Remixes」がリリースされ、マイリー・サイラス、クリス・ブラウン、カニエ・ウェストなどをフィーチャーしたデビューアルバムの楽曲のリミックスが収録された。 2011年6月、フォーブス誌による「30歳未満で最も稼いでいるセレブ」のリストで2位に輝いた。彼はリスト上の9人の歌手のうちで最も若く、1年間で5300万ドルを稼いだ。2011年11月1日、セカンドスタジオアルバム『Under the Mistletoe』をリリースした。このアルバムはBillboard 200で初登場首位を獲得し、発売初週に21万枚を売り上げた。
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