1980-90年代 美味しんぼとクッキングパパの登場とは? わかりやすく解説

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1980-90年代 美味しんぼとクッキングパパの登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 07:54 UTC 版)

料理・グルメ漫画」の記事における「1980-90年代 美味しんぼとクッキングパパの登場」の解説

1980年代になると漫画の外では外食が根づき、「グルメ・ブーム」が生まれた。 その流れつくりだす原動力一つともなり、また自らその流れにのったのが1983年開始『美味しんぼ』雁屋哲花咲アキラビッグコミックスピリッツ)である。この頃に『ザ・シェフ』(剣名舞加藤唯史週刊漫画ゴラク)、『クッキングパパ』(うえやまとちモーニング)なども成功をおさめ、『美味しんぼ』主人公たちが目指す料理の「究極」は時代流行語ともなるほどジャンル全体盛り上がりをみせた。『美味しんぼ』登場は(野球漫画スタイル頼らないという点、漫画的なアイディア勝負リアクションをしないという点で)画期的だったと言われそれ以前グルメ漫画食材にあまりこだわらず例えば、鮮度注目することはあっても、野菜調味料、肉ならどの動物のものかとかまではこだわらなかったが、『美味しんぼ』それこそ本質時間をかけて探し行き、他のグルメ漫画触れにくくされてきた環境問題や、食品偽装添加物などの問題立ち入り毀誉褒貶ありながら人気得た理由1つとなった。この作品主人公料理人ではなく農薬捕鯨さらには歴史問題にまで絡め政治的すぎるメッセージ含んでいたが、それと同時に食の本質食材知識を問うていた。トリヴィアル蘊蓄つめこむ情報漫画」でもあったことも、その後料理漫画へ強い影響与えた雁屋哲がグルメブームを批判するために原作つとめたはずだったが、『美味しんぼ』誕生によって「料理漫画グルメ漫画」と呼ばれブーム原動力1つとなったことは「やや皮肉な出来事」と表現されている。 『クッキングパパ』は、所帯を持つ男性主人公家庭料理作り1980年代にはあまり考えられなかった状況登場主人公料理得意なことをしばらく周囲には隠していた。作中登場する料理レシピ併載したことでヒットし男性家庭料理作る習慣広まった

※この「1980-90年代 美味しんぼとクッキングパパの登場」の解説は、「料理・グルメ漫画」の解説の一部です。
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