龍泉洞地底湖の水とは? わかりやすく解説

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龍泉洞地底湖の水(りゅうせんどうちていこのみず)

湧水 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉小屋敷
名水画像
国の天然記念物にも指定されている神秘的な龍泉洞から湧き出たは主洞に沿って地下水流になり、数ヵ所で深い地底湖たたえている。現在は第三地底湖まで公開されているが、さらに第四地底湖があることも確認されている。
位置情報

おすすめの時期
現在おすすめです
通年

周辺の自然環境
標高625m、アイヌ語で「のかかる峰」という意味を持つ宇霊羅山東麓開口している龍泉洞は、2,500m上の長さがあり、日本3大鐘乳洞の一つで国の天然記念物にも指定されている。この洞内湧き出たは主洞に沿って地下水流となり、数カ所で深い地底湖をたたえ、現在は第3地底湖まで一般公開されているが、さらに奥には第4の地底湖確認されている。第3地底湖水深98m、第4地底湖水深120mで、深さの点では日本一清澄な地下水透明度41.5mと世界で有数で、幻想的な景観呈している。
利用状況
龍泉洞から湧き出し岩泉町内中心部1,600世帯上の水道水として利用されている。また、昭和61年からペットボトル詰めミネラルウオーターとして商品化され、カルシウム分を多く含み弱アルカリ性おいしい水として全国市販されており、国際食品品評会モンドセレクション)において大金賞を受賞するなど世界認めた日本名水である。
イベント情報
毎年5月5日の子供の日に清水川神社水神感謝する祭りが行われている。また、1月の第2日曜日には、「龍泉洞まつり」が行われ、立志式終えた地元中学生たちが担ぐ長さ30mの龍神輿行列下帯姿の男衆龍泉洞で体を清めた後、龍泉洞内から汲み上げた搬送の手により町内まで運ぶ行事が行われている。
水質・水量
水質水量選定当時とほぼ変わらず良好な状態を保っており、水質カルシウム多く含む弱アルカリ性水量1万7千m3/日以上の流量有している。
由来・歴史
土地人々は、龍泉洞のことを別名水湧き出る意味でワックツ(湧口)と呼びしたしんでいた。昭和12年当時「湧口」調査を行うため、文部省から派遣され脇水鉄五郎博士により、龍には水神、泉洞には泉の湧く洞穴の意味から「龍泉洞」と名付けられた。
水質保全活動
龍泉洞のある宇霊羅山周辺は、石灰岩地帯特有の植物等が生殖していることから、岩手県自然環境保全地域指定されており、自然保護指導員定期的に巡視活動行い自然保護努めている。また、龍泉洞内は観光施設として一般公開されており、以前は町直営管理運営されていたが、現在は民間管理運営委託されており、洞内巡視清掃活動随時行い龍泉洞水の保全活動努めている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR北リアス線宮古駅」=(1時間20分)⇒JR岩泉線岩泉駅下車バス(7分)⇒「龍泉洞

【 お車でお越し場合
■ 東北自動車道盛岡南IC国道455号線岩泉方面へ2時間

お問い合わせ
岩泉町町民環境推進
〒 027-0595
岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字惣畑59番5
TEL : 0194-22-2111
http://www.echna.ne.jp/~iwaizumi/
アクセスマップ
アクセスマップ図




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