脇水鉄五郎とは? わかりやすく解説

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脇水鉄五郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 08:47 UTC 版)

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脇水 鉄五郎(わきみず てつごろう、慶応3年11月9日1867年12月4日) - 昭和17年(1942年8月10日)は、明治から昭和前期の地質学者土壌学者。東京帝国大学名誉教授。

経歴・人物

美濃大垣(現:岐阜県大垣市)に生まれる[1][2][3]1893年(明治26年)東京帝国大学地質学科卒業[2][3]1896年(明治29年)同大学農科大学助教授を経て、1917年大正6年)東京帝国大学教授となる[3]1911年から1915年頃に掛けてヨーロッパおよびアメリカに留学し、オーストリアで森林土壌学、イタリア砂防学を研究[2][3]。帰国すると地質学や森林土壌学講座を担当した[3]樺太および北海道にて気候的植生の土壌に対する影響を調査し、表層地質学の新天地を開拓した[3]。東京帝国大学教授退官後は、史跡名勝天然記念物の調査員として活躍し、『車窓からの自然界 東海道・山陽編』・『日本風景誌』・『耶馬渓彦山風景論』などの著書を残した[1][2][3]。ほか、1907年(明治40年)より日本地質学会評議員、1939年(昭和14年)同会会長をつとめた[2][3]

家族

脚注

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  1. ^ a b デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)『脇水鉄五郎』 - コトバンク
  2. ^ a b c d e ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『脇水鉄五郎』 - コトバンク
  3. ^ a b c d e f g h 日本大百科全書(ニッポニカ)(小学館)『脇水鉄五郎』 - コトバンク
  4. ^ a b c d e f 脇水鉄五郎『人事興信録』第8版 [昭和3(1928)年7月]



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