風の丘ホームの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 00:05 UTC 版)
「エンジン (テレビドラマ)」の記事における「風の丘ホームの関係者」の解説
神崎 次郎〈32〉 演 - 木村拓哉 主人公。ヨーロッパのレースチームにセカンドドライバーとして所属していたが、レースではないのに自分をアピールしようとして、チームオーダーを無視して追い越しをかけ追い抜いた。その結果、ファーストドライバーは怒り追い越した。最終的に神崎がチームオーダーを無視して追い越しをかけ、ポジション的にはファーストドライバーが譲らなければいけない位置だったが、チームオーダーが出ていたため譲らずお互い接触・スピンし、監督が激怒しチームをクビになる。その後、各国のチームに自分を売り込んで回ったが、成果が上がらず帰国。養父の猛の所に戻り猛が営んでいる施設「風の丘ホーム」に身を寄せ、子供達のバスの運転手を任される。 再起を賭け以前のスポンサーを頼るも、経済状況も変化しており見放されてしまう。以前所属していた「チーム・イチノセ」を頼り、メカニックとして採用される。ホーム存続と自らの進退をかけて全日本F3選手権シリーズ最終戦にスポット出場し、ファイナルラップでトップに躍り出るも、マシンの不具合からホームストレート直前にコースアウトしてしまう。レースをやめるかと思われたが、ホームの子供たちや朋美など周りの人たちから慰留され、レースを続けることを決意。ただし、今までの経験の影響かサーキットで走らず、ラリーをしている。 レース中ピッチを上げるときは、ウサギとカメの替え歌をスローテンポで口ずさむ。喧嘩っ早い性格で子供嫌いだが、わけ隔てなく接する態度故にかえって子供達に慕われる。愛用の携帯電話は、ドコモF901iC。アドレス帳への朋美の登録名は、「朋美センセイ」。愛煙家でもあり、外へ出るときは必ず煙草とZippoライター(CHROME HEARTS製)を持ち歩く。バスから誰かが下りた後、「閉めてけよ」をよく口にする。 水越 朋美〈28〉“ともみ先生” 演 - 小雪 風の丘ホームの新米保育士。大学院で育児を学んでいた。風の丘ホームに来て3か月、閉園決定時で半年。理想に燃え、お節介なきらいがある。次郎のことを子供たちに「次郎にいさん」と呼称する。 神崎 猛〈63〉“園長先生” 演 - 原田芳雄 施設長。次郎の養父。教師を辞めて施設を始めた。幼くして両親を亡くした次郎を養子にした。近所との小競り合いはこれまで何度もしのいできたが、借地料アップという兵糧攻めに遭い、これ以上近所の誹謗中傷との泥沼の闘いになることを避けるためホーム閉園を決意する。 鳥居 元一郎〈28〉“げんにぃ” 演 - 堺雅人 経験を優先する、風の丘ホームの指導員。全員で手を合わせての食事の挨拶担当。現実主義。「資格」と「自覚」の無い次郎に批判的。風の丘ホーム閉園後は、以前勤めていた横浜の施設からの誘いを受けるつもりでいる。ホーム閉園に伴う次郎との別れ際に、子供の心に「土足で踏み込む」次郎が短期間に子供たちに受け入れられたことを認めざるをえないと思っていることを明かした。レース復帰決定後のトレーニングに励む次郎を訪ね、「勝てなかったとき」のことを考えていないという次郎の考えに驚き、朋美のこともホーム再建も関係なく、同じ男として純粋に次郎に勝ってほしいと思うようになる。 神崎 ちひろ〈35〉“ちいねぇ” 演 - 松下由樹 施設の事務長。次郎の義姉。離婚歴ありの出戻り。これまでつきあったどの男よりも「バカ次郎」のほうが頼りになると思っている。 牛久保 瑛子〈38〉 演 - 高島礼子 施設の栄養士。脛に傷のある身。夜間にホームに押しかけた周辺住民に対し、「自分の子供が問題を起こす側にもなりうることを忘れてはならない」と一喝する。 余談だが、演ずる高島礼子は国内A級ライセンスを所持し、レースクイーン経験もある。 春山 万里夫〈55〉 演 - 角野卓造 風見聖ロサリナ教会の神父。以前経営していた風見聖ロサリナ老人ホームを風の丘ホームとして使わせているが、入所児童の傷害事件などが引き金となり、「地主が借地料を4倍に上げる」と言ってきていることを園長に伝える。
※この「風の丘ホームの関係者」の解説は、「エンジン (テレビドラマ)」の解説の一部です。
「風の丘ホームの関係者」を含む「エンジン (テレビドラマ)」の記事については、「エンジン (テレビドラマ)」の概要を参照ください。
- 風の丘ホームの関係者のページへのリンク