韓国プロ野球(KBO)の永久欠番
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韓国では、1986年にOBベアーズ(現・斗山ベアーズ)に捕手として在籍していた金栄伸の54を制定したことに始まる。 チーム番号欠番対象者ポジション制定年月日備考サムスン・ライオンズ 10 梁埈赫 野手 2010年 韓国プロ野球初の2000安打達成者で、四球と敬遠の個人通算記録を所有する。 22 李萬洙 野手 2003年 チーム一筋の捕手で韓国史上に残るスラッガー。三星ライオンズで22を使用した唯一の人物である。 36 李承燁 一塁手 2018年 韓国最年少で300本塁打とシーズン56本塁打のアジア記録(当時)を樹立。2004年に千葉ロッテマリーンズ移籍により指定。2012年、チーム復帰により再使用し、2017年限りで現役を引退した。 ロッテ・ジャイアンツ 11 崔東原 投手 2011年 1984年韓国プロ野球最優秀選手、韓国シリーズ4勝記録。通算103勝26セーブ、1019奪三振記録。2011年9月14日に大腸癌のため53歳で逝去。同月30日に指定。 LGツインズ 9 李炳圭 外野手 2011年 LGツインズ史上初めて通算2000安打(韓国プロ野球のみの記録)を達成。「赤兎馬」のニックネームで看板打者として活躍。 33 朴龍澤 外野手 2022年 41 金龍洙 投手 2011年 通算227セーブ、251セーブポイントはともに当時の韓国記録。 斗山ベアーズ 21 朴哲淳 投手 2002年 長年チームを支えたエースで、韓国プロ野球初年度に樹立した22連勝は韓国記録。 54 金栄伸 捕手 1986年 ロサンゼルス五輪に韓国代表で出場経験を持つ期待の若手捕手であったが、1986年に水難事故により逝去。これをきっかけに韓国球界初の永久欠番に指定された。 起亜タイガース 7 李鍾範 内野手 2012年 ヘテ・起亜の主力選手としてのみならず、中日ドラゴンズやWBC韓国代表でも活躍した。2012年4月、引退を機に指定。 18 宣銅烈 投手 2002年 韓国史上最高投手と呼ばれ、1999年の中日ドラゴンズでの現役引退後、欠番となっていた。2001年途中のヘテからの身売りの際に「宣銅烈の18を返上、新人投手に与える」と発表したが、猛反発を招き撤回を経て、2002年1月28日に正式に指定。 ハンファ・イーグルス 21 宋津宇 投手 2009年 21年間韓国プロ野球で活動。通算最多である3003イニング、210勝、2048奪三振記録。2009年9月22日に指定。 23 鄭珉哲 投手 2009年 宋津宇に次ぐ通算記録2位の161勝を挙げる。読売ジャイアンツにも在籍。引退と同時に宋津宇と共に指定。 35 張鍾勲 内野手 2005年 3シーズン連続本塁打王(1990 - 1992)、通算340本塁打を記録。テスト生から這い上がったその生い立ちは「練習生神話」と呼ばれた。2005年9月15日の引退試合と共に指定。 52 金泰均 一塁手 2021年 チームの4番打者として長らく活躍を続け、通算長打率4割2分1厘は韓国記録。千葉ロッテマリーンズにも在籍。2020年の引退後に指定。 SKワイバーンズ 26 朴勍完 捕手 2014年 サンバンウル・レイダース、現代ユニコーンズ、そしてSKワイバーンズの正捕手として韓国球界最長の23年間選手生活を続けた。2014年4月、引退を機に指定。
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