雪柳とは? わかりやすく解説

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ゆき‐やなぎ【雪柳】

読み方:ゆきやなぎ

バラ科落葉低木川辺生える。弓なり垂れのように細くて小さい。春、白い小花上に並んで咲き積もったように見える。庭や公園によく植えられるこごめばなこごめざくらこごめやなぎ。《 春》「—折るとかがめるとしまぶり/城」

雪柳の画像
撮影朝倉秀之
雪柳の画像

雪柳

読み方:ユキヤナギ(yukiyanagi), コゴメバナ(kogomebana), セツリュウ(setsuryuu)

バラ科落葉低木園芸植物


雪柳

作者泉鏡花

収載図書昭和文学全集 2
出版社小学館
刊行年月1988.1

収載図書鏡花全集24 小説
出版社岩波書店
刊行年月1988.8

収載図書薄紅梅
出版社中央公論社
刊行年月1993.2
シリーズ名中公文庫

収載図書泉鏡花集成 9
出版社筑摩書房
刊行年月1996.6
シリーズ名ちくま文庫


雪柳

作者土肥英里子

収載図書ゆきのまち幻想文学小品集 1
出版社NTTメディアスコープ
刊行年月1991.6


雪柳

作者安西篤子

収載図書愛しく
出版社講談社
刊行年月1996.12


雪柳

作者酒井一

収載図書雪柳
出版社新風舎
刊行年月2000.11


ゆきやなぎ (雪柳)

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雪柳

読み方:ユキヤナギ(yukiyanagi), コゴメバナ(kogomebana), セツリュウ(setsuryuu)

バラ科落葉低木園芸植物

学名 Spiraea thunbergii


雪柳

読み方:ユキヤナギ(yukiyanagi)

バラ科落葉低木に似、降ったような白い花咲かせる

季節

分類 植物


ユキヤナギ

(雪柳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 22:06 UTC 版)

ユキヤナギ
ユキヤナギ(京都市鴨川岸・2005年4月)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : シモツケ亜科 Spiraeoideae
: シモツケ属 Spiraea
: ユキヤナギ S. thunbergii
学名
Spiraea thunbergii Siebold ex Blume (1826)[1]
和名
ユキヤナギ(雪柳)
英名
Thunberg's meadowsweet

ユキヤナギ(雪柳[2]学名: Spiraea thunbergii)は、バラ科シモツケ属落葉低木。別名にコゴメバナ[2]コゴメヤナギなど。日本原産。春に小さい白い花を咲かせる。和名の由来は、ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついたとされる[2]中国名は、珍珠繡線菊[1]

分布と生育環境

日本の本州関東地方以西)、四国九州に分布する[2][3]。川岸の岩場などに生える[3]。日本原産種だが、自生地はとても少ない[2]。各地に植栽され、公園や庭先でよく見かけるが[2]、自生種は石川県で絶滅危惧I類に指定されているなど、地域的には絶滅が危惧されている。

特徴

手を掛けなくても成長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。幹は株立ちし、地面の際から枝がいく本にも枝垂れて[3]、細く、ぎざぎざのある葉をつける。樹皮は灰褐色で滑らかであるが、老木では縦に裂ける[3]。小枝は軟らかい毛が多くあるが、表面が剥がれて無毛になる[3]。栽培品は野生種よりも株も大きく、幹も太い[3]

花期は春(4月)[3]。5弁で雪白の小さな花を小枝全体に群がってつける[2]。秋には紅葉し、黄色や橙色、ときに赤色に色づく[2]

冬芽は卵形で紅紫色の鱗芽で、互生する[3]。丸くて大きい冬芽は花芽で、枝の先の方の小さい冬芽が葉芽である[3]

主に公園樹や庭園樹として利用されている[2]

脚注

参考文献

関連項目


雪柳(ゆきやなぎ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:53 UTC 版)

スワロウテイルシリーズ」の記事における「雪柳(ゆきやなぎ)」の解説

五稜郭時代揚羽後輩

※この「雪柳(ゆきやなぎ)」の解説は、「スワロウテイルシリーズ」の解説の一部です。
「雪柳(ゆきやなぎ)」を含む「スワロウテイルシリーズ」の記事については、「スワロウテイルシリーズ」の概要を参照ください。

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