雪代縁の血縁者
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雪代巴(ゆきしろ ともえ) / 緋村巴(ひむら ともえ) 声 - 岩男潤子 演 映 - 渡辺菜月(第1作)、有村架純(第4・5作)、宝 - 星乃あんり / 星南のぞみ、松 - 松村沙瑛子 身長161cm。体重44kg。1846年(弘化3年)9月生まれ。東京府出身。天秤座、血液型AB。特技:家事(特に料理)。一人称は「私」。 剣心が「人斬り」をしていた時の妻。髪油(白梅香)を愛用。 許婚である清里明良を殺害した抜刀斎に復讐するため、幕府方の間者として抜刀斎に接近する。しかし、抜刀斎と共に暮らす中で彼への愛情を感じ始め、愛と憎しみの間で苦悩する。その後、抜刀斎とお互いの過去を打ち明けたことで心を開き、復讐心を捨て、彼を守りたいと願う。 1864年(元治元年)年末、闇乃武メンバーに半ば騙される形で囚われてしまうが、自分を取り返すべく辰巳と闘う抜刀斎を見て、彼の命を守るために身を投げ出し、彼の前に立ちはだかり斬殺される。この時、彼女の持っていた短刀が抜刀斎の頬に傷を付けた。その後は、京都の或る寺に埋葬されている。 美人な反面、無口かつ無表情で考えが読みにくく、笑うのが苦手。その一方で子供好き。毎日日記をつけていた。 作中、剣心に対して一度も面と向かって名前を呼ばず、「あなた」と呼んでいた。基本的に女性を尊称で呼ぶ剣心が唯一呼び捨てで呼んでいる女性。 『剣心皆伝』初版に付属している「月刊和月」で薫と競演しているのだが、薫とは仲がいい様子。 人物像のモチーフは『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ(cf.単行本の挿話)。作者いわく「エヴァの綾波もどき」で、恥ずかしさを通り越して嫌悪感さえ感じる、とのこと。OVA追憶編では純和風の女性に変更された。後の連載作品である『武装錬金』早坂桜花のモチーフ(作者談)。[要出典] 人誅編および追憶編に登場する人物の中では、唯一TVアニメの主題歌(1/3の純情な感情)にも登場した。完全版16巻の再筆:装いが「雪」を強くイメージしたものとなり、瞳の色がハイライトなしの黒になった他は、デザインにそれほど変化はない。抜刀斎に傷を負わせた小刀は家伝の懐刀という設定。寒がり、ビブリオマニア(本好き)という設定が追加されている。 実写映画版:第1作目では後ろ姿がワンシーンのみ登場していた。第4作『The Final』と第5作『The Beginning』にて正式に初登場となる。 オイボレ 本名不詳。身長157cm、体重58kg。1820年1月生まれ。山羊座、血液型O。趣味:人と話すこと。好きな唄:ええじゃないか。一人称は「ワシ」。落人群の主のような存在の老人。お人善しで通っていて、何かと落人群に身を落とした剣心に気を遣う。元武士で、実は雪代姉弟(巴と縁)の父親。剣心が巴の夫であったことを知っているが、縁とは逆に剣心を全く恨んでおらず、「娘が愛した夫」という理由で剣心の復活の手助けをした。 娘いわく、「文武はからっきしだが、分け隔てなく接する優しさから、周りから無類の好感を抱かれていた」とのことであり、実際に落人群でも周りから親しまれていた。 剣心が落人群を去った後、自身は京都の落人群に移り住み、そこで流れ着いた縁と出会う。お互いの正体に気付いているような口ぶりであったが、二人とも詳しく言及していない。作者によれば、少なくとも初対面の時点ではお互い親子とは気づいていない。 人物像のモチーフは大石真の児童文学『さあゆけ!ロボット』に登場する粉ミルクの空き缶。完全版第22巻の再筆:長い眉毛と髭が特徴。裸体の上に花丸マークのマントと帽子を着用しており、木の枝の杖を持った常識人らしさを排除したデザイン。
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