銀熊賞 (監督賞)
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ベルリン国際映画祭における監督賞(ドイツ語: Silberner Berliner Bär、Beste Regie)は、同映画祭の銀熊賞(ドイツ語: Silberner Bär)部門の一つであり、1956年から授与されている。
これまでにマリオ・モニチェリが3度、サタジット・レイ、カルロス・サウラ、リチャード・リンクレイターがそれぞれ2度受賞している。
受賞者
開催年 | 受賞者 | 題名 原題 |
受賞者の国籍 |
---|---|---|---|
1956 | ロバート・アルドリッチ | 枯葉 Autumn Leaves |
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1957 | マリオ・モニチェリ | 父と息子たち Padri e figli |
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1958 | 今井正 | 純愛物語 | ![]() |
1959 | 黒澤明 | 隠し砦の三悪人 | ![]() |
1960 | ジャン=リュック・ゴダール | 勝手にしやがれ À bout de souffle |
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1961 | ベルンハルト・ヴィッキ | The Miracle of Father Malachia Das Wunder des Malachias |
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1962 | フランチェスコ・ロージ | シシリーの黒い霧 Salvatore Giuliano |
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1963 | ニコス・コンドゥロス | 春のめざめ Μικρές Αφροδίτες (Young Aphrodites) |
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1964 | サタジット・レイ | 大都会 Mahanagar |
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1965 | サタジット・レイ | チャルラータ Charulata |
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1966 | カルロス・サウラ | 狩り La caza |
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1967 | ジヴォジン・パウロヴィッチ | Buđenje pacova | ![]() |
1968 | カルロス・サウラ | ペパーミント・フラッペ Peppermint Frappé |
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1969-71 | 受賞なし | ||
1972 | ジャン=ピエール・ブラン | La Vieille fille | ![]() |
1973-74 | 受賞なし | ||
1975 | セルゲイ・ソロヴィヨフ | 想い出の夏休み Sto dney posle detstva |
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1976 | マリオ・モニチェリ | 親愛なるミケーレ Caro Michele |
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1977 | マヌエル・グティエレス・アラゴン | Camada negra | ![]() |
1978 | ゲオルギ・ジュルゲロフ | Avantazh Авантаж |
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1979 | アストリズ・ヘニング=イエンセン | 冬生まれの子ら Vinterbørn |
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1980 | サボー・イシュトヴァーン | コンフィデンス/信頼 Bizalom |
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1981 | マルクス・インホフ | Das Boot ist voll | ![]() |
1982 | マリオ・モニチェリ | Il Marchese del Grillo | ![]() |
1983 | エリック・ロメール | 海辺のポーリーヌ Pauline à la plage |
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1984 | エットーレ・スコラ | ル・バル Le Bal |
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1985 | ロバート・ベントン | プレイス・イン・ザ・ハート Places in the Heart |
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1986 | ゲオルギー・シェンゲラーヤ | 若き作曲家の旅 Akhalgazrda kompozitoris mogzauroba |
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1987 | オリヴァー・ストーン | プラトーン Platoon |
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1988 | ノーマン・ジュイソン | 月の輝く夜に Moonstruck |
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1989 | ドゥシャン・ハナック | Ja milujem, ty miluješ | ![]() |
1990 | ミヒャエル・フェアヘーフェン | ナスティ・ガール Das schreckliche Mädchen |
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1991 | ジョナサン・デミ | 羊たちの沈黙 The Silence of the Lambs |
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リッキー・トニャッツィ | Ultrà | ![]() | |
1992 | ヤン・トロエル | Il Capitano | ![]() |
1993 | アンドリュー・バーキン | ルナティック・ラブ/禁断の姉弟 The Cement Garden |
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1994 | クシシュトフ・キェシロフスキ | トリコロール/白の愛 Trzy kolory: Bialy |
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1995 | リチャード・リンクレイター | 恋人までの距離 Before Sunrise |
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1996 | イム・ホー | 太陽に暴かれて 太陽有耳 |
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リチャード・ロンクレイン | リチャード三世 Richard III |
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1997 | エリック・ホイマン | ポート・ドジェマ Port Djema |
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1998 | ニール・ジョーダン | ブッチャー・ボーイ The Butcher Boy |
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1999 | スティーヴン・フリアーズ | ハイロー・カントリー The Hi-Lo Country |
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2000 | ミロス・フォアマン | マン・オン・ザ・ムーン Man on the Moon |
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2001 | リン・チェンシン | Ai ni ai wo 愛你愛我 |
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2002 | オタール・イオセリアーニ | 月曜日に乾杯! Lundi matin |
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2003 | パトリス・シェロー | ソン・フレール -兄との約束- Son frère |
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2004 | キム・ギドク | サマリア 사마리아 |
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2005 | マルク・ローテムント | 白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 Sophie Scholl - Die letzten Tage |
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2006 | マイケル・ウィンターボトム マット・ホワイトクロス |
グアンタナモ、僕達が見た真実 The Road to Guantanamo |
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2007 | ヨセフ・シダー | ボーフォート レバノンからの撤退 Beaufort |
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2008 | ポール・トーマス・アンダーソン | ゼア・ウィル・ビー・ブラッド There Will Be Blood |
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2009 | アスガル・ファルハーディー | 彼女が消えた浜辺 درباره الی |
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2010 | ロマン・ポランスキー | ゴーストライター The Ghost Writer |
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2011 | ウルリッヒ・コーラー | スリーピング・シックネス Schlafkrankheit |
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2012 | クリスティアン・ペツォールト | 東ベルリンから来た女 Barbara |
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2013 | デヴィッド・ゴードン・グリーン | セルフィッシュ・サマー Prince Avalanche |
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2014 | リチャード・リンクレイター | 6才のボクが、大人になるまで。 Boyhood |
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2015 | ラドゥ・ジューデ | Aferim! | ![]() |
マルゴスカ・シュモウスカ | 君はひとりじゃない Body |
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2016 | ミア・ハンセン=ラヴ | 未来よ こんにちは[1] Things to Come |
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2017 | アキ・カウリスマキ | 希望のかなた Toivon tuolla puolen |
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2018 | ウェス・アンダーソン | 犬ヶ島 Isle of Dogs |
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2019 | アンゲラ・シャーネレク | Ich war zuhause, aber | ![]() |
2020 | ホン・サンス | 逃げた女 도망친여자 |
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2021 | デネス・ナギー | Természetes fény | ![]() |
2022 | クレール・ドニ | 愛と激しさをもって Avec amour et acharnement |
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2023 | フィリップ・ガレル | ある人形使い一家の肖像 Le grand chariot |
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2024 | ネルソン・カルロス・デ・ロス・サントス・アリアス | ペペ Pepe |
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関連項目
脚注
- ^ “イザベル・ユペール主演、ベルリン銀熊賞に輝いたミア・ハンセン=ラヴ監督作が公開”. 映画ナタリー. (2016年12月2日) 2016年12月2日閲覧。
「銀熊賞 (監督賞)」の例文・使い方・用例・文例
- 寺(てら)島(じま)しのぶさん(37)が第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優に贈られる銀熊賞を受賞した。
- 日本人監督作品がベルリンで銀熊賞受賞
- 第62回ベルリン国際映画祭で,フランスのアニメ映画「グレートラビット」が短編映画部門の銀熊賞を受賞した。
- 日本人女優がベルリンで銀熊賞を受賞
- 2月15日に開催された第64回ベルリン国際映画祭の授賞式で,日本人女優,黒木華(はる)さん(23)が最優秀女優賞の銀熊賞を授与された。
- 第60回ベネチア国際映画祭で,56歳の同監督は,時代劇「座(ざ)頭(とう)市(いち)」で銀(ぎん)獅(じ)子(し)賞(監督賞)を獲得した。
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