邪神ガタノゾーアとは? わかりやすく解説

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邪神 ガタノゾーア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)

ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「邪神 ガタノゾーア」の解説

51話「暗黒支配者」、第52話輝けるものたちへ」に登場ニュージーランド沖に浮上した古代都市ルルイエ現れた闇の邪神で、3千万年前超古代文明滅ぼした元凶ユザレは「大いなる闇」と呼ぶ。巨大なアンモナイト状の体から触手生え、顔には人間とは上下逆の位置で目と口がついているまた、海に浸かった体からは鋏状巨大な腕が伸びている。口から吐く電流と体から放射する黒い闇、そしてマルチタイプ攻撃はおろかパワータイプデラシウム光流パワータイプゼペリオン光線すら寄せ付けない頑丈な表皮ティガ苦しめる。特に闇の力極めて強力で、質量反応がないため、通常攻撃物理的な力では止められ飲み込んだ人間一瞬即死させ、ティガ皮膚に対して傷を負わせる。また体から放射する大いなる闇は、地球上生物はおろか内部電気系統をも無力化させる。 鋏と触手ティガ動き封じ、闇の衝撃波紫色怪光線カラータイマー打ち抜いて光を失わせ、再び石像化させて海中沈める。世界を闇で覆い尽くしティガ復活オペレーションまで妨害し全人類を絶望させるが、最後まで希望捨てなかった世界中の子供たちとレナの「光」で蘇ったグリッターティガ圧倒されるグリッターゼペリオン光線で大ダメージを受け、最後はタイマーフラッシュスペシャルで消滅するスーツアクター北岡久貴51話)、門脇亨52話ガタノゾーアの名称はナレーションでしか呼ばれず、劇中では「邪神」と呼ばれ、『THE FINAL ODYSSEY冒頭にて、名前が呼ばれる着ぐるみドラマ撮影使用されるセット同然巨大なものとアクション用のものの計2体が製作され前者は第51話で後者は第52話使われた。 クトゥルフ神話邪神ラスボス怪獣として登場させたものである。このことについて、小中千昭ウルトラマン怪獣倒し地球を去る展開にする上でゼットンパンドンのような弱い怪獣では力不足考え日本でもありふれていたキリスト教悪魔モチーフとした怪物よりも、太古から地球根付く設定クトゥルフ神話神々相応しいと思い至った述べている。また、ウルトラマン世界観から逸脱した世界観繋げることで最終話イベント感をメタ的盛り上げる意図もあった。 デザインモチーフはクトゥルーオウムガイで、クトゥルー図鑑載っていたタコや貝の要素反映させている。製作にあたり小中千昭世界中様々なアーティスト描いたクトゥルー図鑑丸山浩提供している。「人類見下す存在」というイメージから、巨体でも下を見下ろせるように頭部逆さにデザインされた。最近まで頭部逆さ向きデザイン認知されていたが、後にデザイン担当した丸山浩2016年4月4日Twitterにて頭部逆さにデザインされているのではなく正式に下顎に目が付いているデザインであることが判明する[要文特定詳細情報]。初稿では巨大な体が貝の下にあった紫色光線通常の貫通レーザーと、相手石化させる光線と、エネルギー波3種類が存在し『ウルトラマン Fighting Evolution 3』では「貫通レーザー」、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』では「石化光線」と表記されている。 口から吐く闇は『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』では「シャドウミスト」と表記されている。 円谷プロ外のクトゥルフ神話側の観点からは、ガタノトーア(とロイガー)の、特に『ロイガーの復活』が由来ベース分析されている。また邪神対比して地球守護神ティガクトゥルフ神話の「星の戦士」(旧神関連する存在)を意識したのかもしれない分析されている。

※この「邪神 ガタノゾーア」の解説は、「ウルトラマンティガの登場怪獣」の解説の一部です。
「邪神 ガタノゾーア」を含む「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事については、「ウルトラマンティガの登場怪獣」の概要を参照ください。

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