邪神と怪物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 03:59 UTC 版)
誉主都羅権明王(よす=とらごんみょうおう) - 根本義真言宗の本尊。ヨス=トラゴンと吒枳尼天と飯綱天が習合したもの。吒枳尼天 - 吒枳尼神社の本尊。もとはインドの人喰い鬼女神。日本では野干と結び付けられた。明智呈三はシュブ=ニグ(クシャの地で千の仔山羊を喰らう母山羊)と同一視している。 飯綱天 - 狐(野干)の神。 ヨス=トラ - 悪神。肝盗村の地下に住むと近隣で噂される。 キモトリ - 村人たちが恐れ畏敬の念を抱いている何か。ピーピーという、口笛か鳥か機械音のような音を発するが、姿は見えず、肝盗村の名物として知られている。村の外では、夜鷹山の怪物として恐れられている。その正体は、橙色に輝くアメーバ状の靄(ショゴスとも、ダキニの異称とも)。 ストニ(ストヌ、ウミストニ) - 海魔。人間に化けることができる。寿渡似郡と共に、名称は「人似」の転訛である。 詛蜈守(ショゴス) - 村人が帰依する何か。祭りではその名を呼ばれる。キモトリの異称か。蓮観が誓約している。 海星樽(ひとでだる) ‐ 肝盗村の名物。海から流れ着く、穴ぼこだらけの岩。ストニの乗り物。
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