過去の定期就航地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:25 UTC 版)
1970年代中ごろまでは航空機の航続距離が短かったこともあり、給油のために最終目的地までに数か所経由することが多く、協定により有償乗客の乗降が不可能な空港に純粋な給油目的で寄航(テクニカルランディング)することも多かった。また、特に南回りヨーロッパ線は、シベリア経由北回りヨーロッパ線の就航便数が限られていたことや、中東の産油国に乗り入れることによる関係構築という国策もあり、南アジアや中東の都市に多数寄港していた。2022年ロシアのウクライナ侵攻によりロシア迂回措置になり、JALはかつての運航経験もあり、日系では早期に極圏航路による欧州直行運航に漕ぎ着き、復路は偏西風の関係でその時の気象などの運航条件により、南回りのトルコ、中央アジア航路を選択することもあり、状況によって往復経路が異なり北極点を回っているので経路上は奇しくも世界一周便を運航する形になった。 韓国 : ソウル(仁川)、釜山 台湾 : 高雄 中国:西安、杭州、青島、廈門など インド:コルカタ、ムンバイ パキスタン:カラチ イラン:テヘラン イラク:バグダッド インドネシア:デンパサール UAE:アブダビ サウジアラビア:リヤド、ジェッダ バーレーン:バーレーン クウェート:クウェート レバノン:ベイルート ギリシャ:アテネ オランダ:アムステルダム イタリア:ミラノ、ローマ ノルウェー:ボードー(給油のみ) デンマーク:コペンハーゲン ドイツ:ベルリン、ミュンヘン、ハンブルク、デュッセルドルフ スイス:チューリッヒ、ジュネーヴ スペイン:マドリード、バルセロナ フランス:マルセイユ、パリ(オルリー) ソビエト連邦:ハバロフスク ロシア:モスクワ(ドモジェドヴォ) アメリカ合衆国:ウェーキ(燃料の補給のみ)、アンカレッジ、ラスベガス、ニューオーリンズ、アトランタ、マイアミ(給油のみ)、ワシントンD.C.、メンフィス、ニューアーク、ラガーディア、デトロイト、ミネアポリス、インディアナ など カナダ:トロントなど プエルトリコ:サンファン(給油のみ) ベネズエラ:カラカス(給油のみ) ブラジル:リオ・デ・ジャネイロ、サンパウロ(グアルーリョス、コンゴニャス) メキシコ:メキシコシティ エジプト:カイロ アルジェリア:アルジェ(1977年10月3日に発生したダッカ日航機ハイジャック事件で全員日本へ帰国した路線) 北マリアナ諸島:サイパン フィジー:ナンディ オーストラリア:パース、ブリスベン ニュージーランド:オークランド、クライストチャーチ
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