関西生コン
別名:関西生コン支部、関西地区生コン支部、関生支部、連帯ユニオン関西地区生コン支部、連帯労働組合関西地区生コン支部、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
建設業界に従事する労働者を主な対象とする合同労働組合「全日本建設運輸連帯労働組合」(通称「全日建」)の関西地区における支部。関西でセメント・生コンクリート産業に従事する労働者を主な加盟者とする。企業横断的型の、つまり会社単位ではなく個人単位で加入できる労組である。
関西生コンは1965年に設立された。支部と位置づけられてはいるが、半ば独立した組合組織(単位組合)として活動している。ゼネコンなどに搾取される構造へと陥りがちな生コン業界の労働環境を改善・是正すべく、ストライキやボイコットも敢行する強い姿勢で労働運動を繰り広げてきた歴史を持つ。公式ウェブサイトに掲げられたポスターには「日本一強い労働組合」という言葉が見える。
関西生コンの活動は、しばしば法に抵触する容疑がかかる。2018年半ばには関西生コンの幹部をはじめ20余名が、恐喝未遂や威力業務妨害などの容疑で逮捕されたと報じられている。左翼団体としての活動を行っている疑惑も取り沙汰されており、真偽はともかく俗にいう「香ばしい団体」と見なされがちな向きもある。
連帯労働組合関西地区生コン支部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 04:16 UTC 版)
「全日本建設運輸連帯労働組合」の記事における「連帯労働組合関西地区生コン支部」の解説
連帯労働組合関西地区生コン支部(れんたいろうどうくみあいかんさいなまコンしぶ)は、全日建近畿地方本部の傘下にある、1984年(昭和59年)に結成された労働組合である。略称は連帯労組関西生コン支部 、連帯ユニオン関西生コン支部、関西生コン、生コン支部 などと呼ばれる。自由民主党衆議院議員の杉田水脈はこの組合について、社会民主党や新社会党の支持団体であるとしている。 2017年に近畿地方本部と関西生コンを含む支部が合同で開催した新春旗びらきでは、打倒安倍政権として「選挙闘争」の重要性が確認され、当時民進党(現・立憲民主党)の辻元清美と社会民主党党首の福島瑞穂が挨拶している。 杉田は、連帯労組関西生コン支部委員長がのりこえねっとの辛淑玉とともに大阪の講演会にパネリストとして出席しているとしている。杉田は、左翼団体であり森友学園と関連がある関西生コン支部が沖縄の基地反対活動を行い、辛とも懇意にしていることから、「沖縄の基地反対運動と森友問題に絡んだ左翼勢力が一本の線でつながります」と主張し、森友学園に絡む問題の背後に存在する在日韓国・朝鮮人団体、部落解放同盟、また、アパホテルやニュース女子の沖縄リポート放送をめぐる騒動をやってる人たち」も「マイノリティ差別を利用した被害者ビジネスを国内で実施している人たち」も、「慰安婦問題などの反日プロパガンダを世界で広げる人たち」も、やってる人は同じですべてつながっていると述べている。
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