連席会議と「4金会談」の開催とは? わかりやすく解説

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連席会議と「4金会談」の開催

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 06:57 UTC 版)

全朝鮮諸政党社会団体代表者連席会議」の記事における「連席会議と「4金会談」の開催」の解説

4月19日から平壌牡丹峰劇場朝鮮語版)での連席会議南朝鮮41個の政党社会団体北朝鮮15個の政党社会団体から選出され695名の代表者参席するのだが、これは当時南北全ての左・右勢力大部分網羅していた。実際に南朝鮮からは南朝鮮労働党勤労人民党など左翼系列政党だけでなく韓国独立党民族自主連盟など右翼系列政党参加しただけではなく朴憲永白南雲金九金奎植趙素昻朝鮮語版)などの有名人などの左翼及び右翼参席した。 会議試みられ19日には連席会議導いてゆく主席選挙祝文祝電紹介があり、20日には休会21日金日成の「北朝鮮政治情勢報告」を試みて白南雲朴憲永の「南朝鮮情勢報告」を行い22日討論では国際連合韓国臨時委員団の単独選挙実施糾弾して5.10単独選挙の実施阻止することは勿論南北全てから外国軍直ち撤収することに身を捧げる発表した。この討論基礎会議最終日23日南北代表者分断阻止するために各政党社会団体具体的な行動統一規定する南朝鮮分断断定反対闘争対策に関する協定書」と「朝鮮人民が自己の意のまま民主的選挙実施して統一民主国家創設する手法がある故に米ソ両国軍が同時に朝鮮半島から撤収すること」を公式に要求する米ソ両軍政府に送る全朝鮮政党社会団体連席会議要請書」と共に南朝鮮同胞に関する決定書」・「全朝鮮同胞檄する」などが満場一致採択された。. 連席会議が終わる4月26日から30日の間には金奎植が北を訪れ直前提案した独裁政権排撃総選挙実施戦争防止方案準備など5項目を重点的に処理する「全朝鮮諸政社会団体指導者協議会」(または15人指導者協議会が行われた。この「15人指導者協議会」には南の金九金奎植趙素昻朝鮮語版)・趙琬九(朝鮮語版)・洪命熹金朋濬(朝鮮語版)・李克朝鮮語版)・厳恒燮(朝鮮語版)(以上右翼)・許憲朴憲永白南雲(以上左翼)と北の金日成金枓奉崔庸健寧河朝鮮語版)(北は全て左翼)が集まった一方これと共に金九と金奎植の要請金九金奎植金日成金枓奉の4金会談金奎植と金日成両金会談行われた。しかし重要な話は、論議されることはなく、ここから金九と金奎植は、ただ1.南朝鮮対す送電継続、2.延白水組合朝鮮語版)の解放、3.曺晩植越南認めることなどを金日成披瀝し、金日成1項目と2項目は受諾したが、3項目は異見があり、合意を得ることはできなかった。(しかし金日成金九と金奎植が南朝鮮帰還する前に農業用水全部絶ってしまった。) そうすると4月30日、「全朝鮮諸政社会団体指導者協議会」の名義共同声明書が発表された。共同声明書には1.外国軍即時撤退、2.外国軍撤退後内戦発生することのないことの確認、3.全朝鮮政治会議召集総選挙により立法機関誕生憲法制定統一政府樹立4段統一政府構成案、4.南朝鮮単独選挙絶対反対などの4項目が、盛り込まれた。しかし2項目目と3項目目は、北朝鮮では同意の得ることのない内容であった。.

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