連帯との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/19 14:31 UTC 版)
また、「ふれあい」に比較的似た概念として「連帯」(solidarity)という単語があるが、これも日本語の「ふれあい」とは異なるものであるといえる。「連帯」は、そもそも学生と労働者、主婦と高齢者など、社会的に違う立場の人たちが同じ目標に向かって団結してゆくことを指す。それに対し、「ふれあい」ではそのような目標は不要であり、あくまでも情緒的接触を行うことで対象者を満足させることを目的とする。たとえば喉の渇きを訴える人に対して飲料水を与えることでその人を満足させるように、情緒的交流の不足に苦しむ人に対して共感を示し、情緒的つながりを形成することで対象者を心理的に満足させることが、「ふれあい」の目的であるといえるだろう。
※この「連帯との違い」の解説は、「ふれあい」の解説の一部です。
「連帯との違い」を含む「ふれあい」の記事については、「ふれあい」の概要を参照ください。
- 連帯との違いのページへのリンク