警視庁渋谷中央警察署
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「100の資格を持つ女〜ふたりのバツイチ殺人捜査〜」の記事における「警視庁渋谷中央警察署」の解説
西郷美千花 演 - 渡辺えり 警視庁事務職員で、渋谷中央署総務課事務より刑事課事務に転任。昭和37年8月21日生まれ。旅芸人一座の家に生まれるも、安定を求め現職に。 世田谷区玉川の警視庁第三官舎に二人の子供と一緒に住んでおりバツイチ。別れた夫は会社の金を横領して浮気相手に貢いで前科一犯となり、そのせいで辞職の危機もあったが、周囲の同情もあってそのままとどまっている。そのためリストラの危機を常に持っており、資格を多数所持していて、現在も新たに様々な資格を取り続けている。そこから同僚の小山田に多数の資格を保有しているのを利用され、潜入捜査をさせられるのが毎回のパターン。一般人である事と精神的な脆さから、死体を見たり犯人に武器を突き付けられると悲鳴を上げたり気絶したりし、これが潜入捜査を嫌がる一因でもある。しかし、自身がシングルマザーという立場からか、同じ境遇にある人物や子供が絡んでいる事件には同情を寄せ、渋々ながらも協力する姿勢を見せている。また、かなり食い意地が張っている所もあり、小山田への報告の際は必ず何かを食しており、事件解決後は帰る前に土地の名物品をまだ食べてない。という会話で終わることもある。 小山田との間柄は恋愛というよりは同僚かつ親友に近い関係だが、第11作で小山田が入院中元妻と連絡を取っていたり、見舞いの花をもらっている所 を見てむくれるシーンが見られ、その次の第12作では完全に小山田との再婚に乗り気でいる様子である。 小山田雄策 演 - 草刈正雄 刑事課強行犯係の刑事。階級は第1作では警部補だが、第2作では 警部に昇進している。口うるさいタイプ。 自分達が担当する事件の捜査が難航する度に、美千花に事件との関係が深い企業や店舗への潜入捜査を依頼し、潜入活動中は捜査の傍らで美千花のサポート役を担う。持っている資格は普通車運転免許だけの為、数え切れない程の資格を持ち、それを行使して事件をも解決してしまう美千花の多才さに対して劣等感や嫉妬心を抱いたり、軽口や憎まれ口を叩き合う事も多いが、実際は性別を超えて親しい友人同士であり、お互いに人となりを誰よりも認め合っている。美千花と同じ警視庁第三官舎に住んでおり部屋も隣同士。そのため西郷家でたびたび食事の相伴にあずかっている。また、美千花が潜入捜査で留守にする時は子供達の世話を引き受けている。 16年前の不審死を事故死扱いした当時の課長を殴り、3年間地域課へ左遷された事 がきっかけで6年前に離婚し、一人娘のめぐみは現在高校生である。その後二人とは疎外同然だったが、美千花の仲介もあって多少なりとも和解した。 関根恒夫 演 - 山崎樹範(第1作 - 第6作・第8作 - ) 刑事課強行犯係の刑事。第3作までは美千花の潜入捜査を知らなかったが、第4作からは知っており潜入するために一役かっている。第7作は出張で出演なし。最近では栗林、小山田と共に、美千花の潜入捜査を後押ししたり、潜入中のサポート役も務める。 野口 演 - 川口龍(第11作 - ) 刑事課強行犯係の刑事。 栗林中道 演 - 笹野高史 刑事課長。小山田を刑事課に復帰させた人物。初期は美千花の潜入捜査を彼に内緒で行っていたため何も知らなかったのだが、最近は小山田、関根と共に率先して捜査に当たらせている。
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