言及・回想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:34 UTC 版)
ノアの飼い主 人間。渓流釣りが好きであり、濁流に流されるハイエナを発見したときも釣りを目的に出かけていたところだった。 3年はノアと名付けたハイエナを毎日可愛がっていたが、自らの事業の失敗により家財全てを差し押さえられたことを機に、妻か不明だが女性とノアを実家の車に同乗させ、ガードレールに突っ込み自殺した。 GB / イングリッシュ・セッター 既に亡くなっているお人好しの洋犬。かつてはネロのパシリ犬として佐助と働いていた。 作業犬のため戦闘は苦手だったが、佐助と違い鳥を捕まえることができた。前作同様、意気消沈した佐助の幻覚に現れ叱咤激励する。奥羽軍総大将のウィード(雑草という意)という名前はGBが名付けた。 誠(ジョー) / 秋田犬と紀州犬の雑種 生き別れたウィードの次兄でオリオンの伯父。息子に幸四郎がいた。オリオンの夢に登場。現在は息子共々生死不明。 シリウス / 秋田犬と紀州犬の雑種 ウィードと小雪の長男でオリオン・リゲル・ベラの兄、銀の孫。ウィードよりも徹底した不戦主義を信条にしていた。 心優しいとされ、過去作では赤カマ兄弟を改心させるに至った実績を持つ。しかし、前作では、二子峠を襲撃し奥羽軍を壊滅寸前にまで追い込んだ巨熊モンスーン一味による一連の行為の発端が、奥羽軍の非道であると見て共生と不戦を説くが、その徹底した信条が仇となり、またモンスーン一味が異なる種族であり犬食を好むことから奥羽軍に警戒され、理解されずに孤立を招いた。 紆余曲折を経て多数の協力の下モンスーンの信用を得ることができたものの、双方が不戦を望まないことから決戦は避けられず、またモンスーンの誤りで彼の攻撃を受け、その傷がもとで死亡した。 小雪(こゆき) / 紀州犬 ウィードの妻でシリウス・オリオン・リゲル・ベラの母。前作からモンスーンが討伐され危機が去っても誰からも呼ばれなかったらしい。 ベラ / 秋田犬と紀州犬の雑種 ウィードと小雪の末っ子で4兄妹の末妹。母の小雪と伊賀(三重県)の赤目山に留まっている模様。 モンスーン 前作のボス。赤カブトの血を引く巨熊。前作の最後では死亡したか不明なままだったが、本作では死亡していたことが判明する。 ヒロ / セント・バーナードとグレートピレニーズの雑種 キン太・タマ三郎・紅太・次郎丸の父で麗華の夫。前作『銀牙 THE LAST WARS』で銀を庇いモンスーンの一撃を受け死亡している。このとき家族はすでに楽園を離れており、オリオンが来るまで彼らはヒロの生存を信じていた。 紅太(こうた) /グレートピレニーズと秋田犬の雑種 ヒロと麗華の子。麗華と兄弟を守るために赤蟻の手下に立ち向かい戦死したとされる。 次郎丸(じろうまる)/グレートピレニーズと秋田犬の雑種 ヒロと麗華の子。紅太・トーノフと共に赤蟻の手下に立ち向かい戦死したとされる。 トーノフ / ジャーマンシェパード ジェロムとリディアの子。マルとサニーの兄弟。兄弟のなかで唯一麗華や紅太達と共に楽園を脱出していた。 紅太・次郎丸と共に赤蟻の手下に立ち向かい、戦死したとされる。 ベン / グレートデン 今作では既に故犬。奥羽軍創設時のメンバーであり、ハイエナがかつて助けた犬。 今作では紅桜・ジョンと共に、朱王の攻撃により昇天しかけたハイエナを叱責し、現世に送り返した。 紅桜(べにざくら) / 土佐闘犬 今作では既に故犬。 ジョン / ジャーマン・シェパード・ドッグ 今作では既に故犬。秀俊の元飼い犬で、銀の盟友かつ参謀だった。アンディは彼の甥にあたる。 スナイパー / ドーベルマン 今作では既に故犬。奥羽軍の司令官だったが、支配欲が強く下克上を狙っていた。ハイエナを直属の部下として操っていたが、最終的に離反される。
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