袋草紙とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 文芸 > 草紙 > 袋草紙の意味・解説 

ふくろ‐ぞうし〔‐ザウシ〕【袋草紙/袋草子】

読み方:ふくろぞうし

袋綴(ふくろと)じにした冊子

[補説] 書名別項。→袋草紙


ふくろぞうし〔ふくろザウシ〕【袋草紙】

読み方:ふくろぞうし

《「ふくろそうし」とも》平安後期歌学書2巻藤原清輔著。平治元年(1159)までに成立歌会作法歌人逸話など集成したもの。


袋草紙

読み方:フクロゾウシ(fukurozoushi)

平安時代歌学書藤原清輔著。


袋草紙

読み方:フクロゾウシ(fukurozoushi)

分野 歌学書

年代 平安後期

作者 藤原清輔


袋草紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 04:55 UTC 版)

袋草紙(ふくろぞうし)は、平安時代後期の保元年間(1156年1159年)頃に公家六条家流の歌人であった藤原清輔が著した歌論書である。4巻および遺編1巻からなる。


  1. ^ a b 芦田耕一「『袋草紙』における「末代」―著述意図と関連させて―」『中古文学』第30巻、中古文学会、1982年10月、 54-64頁、 doi:10.32152/chukobungaku.30.0_54
  2. ^ 森山茂「歌論と説話 : 『奥義抄』と『袋草紙』とを対象に」『尾道大学芸術文化学部紀要』第1号、尾道大学芸術文化学部、2002年3月、 12-22頁、 doi:10.18899/gei.01.02
  3. ^ 芦田耕一「『袋草紙』著述意図に関する一考察」『島根大学法文学部紀要文学科編』第3巻第1号、島根大学法文学部、1980年12月、 75-97頁。
  4. ^ 芦田耕一「『袋草紙』に見える大中臣家をめぐって : 六条藤家と大中臣家」『島根大学法文学部紀要文学科編』第8巻第1号、島根大学法文学部、1985年12月、 1-16頁。


「袋草紙」の続きの解説一覧

袋草紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 08:19 UTC 版)

歌仙歌合」の記事における「袋草紙」の解説

朗詠の江注に云はく、四条大納言六条宮に談ぜされて云はく、「貫之は歌仙なり」と。宮曰はく、「人丸には及ぶべからず」と。納言曰はく、「然るべからず」と。ここに秀歌十首を書きて、後日に合はせらる。八首は人丸勝ち、一首は貫之勝つ。「この歌持なり」と云々。なつのよのふすかとすれば子規。この事より起りて卅六人撰の出来せるか。件の不審有り。いはゆる、深養父元方千里定文等、これに入らずこの人々、あに頼基・仲文・元真等の類に劣らんや。

※この「袋草紙」の解説は、「歌仙歌合」の解説の一部です。
「袋草紙」を含む「歌仙歌合」の記事については、「歌仙歌合」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「袋草紙」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



袋草紙と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「袋草紙」の関連用語

袋草紙のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



袋草紙のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの袋草紙 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの歌仙歌合 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS