新撰万葉集とは? わかりやすく解説

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しんせんまんようしゅう〔シンセンマンエフシフ〕【新撰万葉集】

読み方:しんせんまんようしゅう

平安前期私撰和歌集2巻菅原道真の撰か。上巻寛平5年(893)、下巻延喜13年(913)成立春・夏・秋・冬・恋の5部に分け、歌ごとに七言絶句漢詩配する。「寛平御時后宮歌合(かんぴょうのおおんとききさいのみやのうたあわせ)」などの歌を主な資料とする。菅家(かんけ)万葉集


新撰万葉集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 02:22 UTC 版)

新撰万葉集』(しんせんまんようしゅう)は、私撰の歌集[1]。2巻1冊または2冊。菅原道真撰と伝えられるが未詳であり、下巻は少なくとも序文や漢詩は後人の追補である[1]

上巻には寛平5年(893年)9月25日、下巻には延喜13年(913年)8月21日の序がある[1]。寛平御時后宮歌合、是貞親王家の歌合中の歌その他242首を真名で書き、左傍に七言絶句を配する。

上巻は四季、恋、下巻は四季、恋、女郎花(女郎花は載せない本がある)。万葉集から古今和歌集までの間の唯一の撰集。

脚注

  1. ^ a b c 新村出 編『広辞苑』(第六版)岩波書店、2008年1月11日、1455頁。 

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