葛の葉を題材とする作品
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説経節『信太妻』(『信田妻』とも) 地歌『狐会』(こんかい)元禄元年(1690年)頃 - 男女が入れ替わっているために立役のために作られた芝居唄と考えられている 紀海音 浄瑠璃『信田森女占』元禄16年(1703年) 初世竹田出雲 人形浄瑠璃『蘆屋道満大内鑑』 享保19年(1734年) 歌舞伎『蘆屋道満大内鑑』享保20年(1735年) - 歌舞伎化 岡田玉山 『阿也可之譚』(あやかし ものがたり)文化3年(1806年) 曲亭馬琴 『敵討裏見葛葉』(かたきうち うらみ くずのは)文化4年(1807年) 歌舞伎舞踊『保名』文政元年(1818年)初演 - 地(曲)は『清元』 瞽女唄『葛の葉子別れ』 映画『恋や恋なすな恋』 1962年 - 監督:内田吐夢、主演:大川橋蔵、東映 小松左京 『女狐』 1967年 横溝正史 『車井戸はなぜ軋る』 1973年 手塚治虫 『悪右衛門』 1973年 阿井文瓶 『ウルトラマンレオ第29話 運命の再会!ダンとアンヌ』[要出典] 1974年 辻井喬 『狐の嫁入り』 1976年 坂田靖子 『葛の葉』(『珍見異聞1』所収)1991年 田辺真由美 『華夜叉 巻之九 葛の葉』 1996年 藤原眞莉 『姫神さまに願いを』 1998年–2006年 演劇 月蝕歌劇団『陰陽師 安倍晴明ー最終決戦ー』 2001年 - 作・演出:高取英、音楽:J・A・シーザー 小松左京・高橋桐矢 『安倍晴明 天人相関の巻』 2002年 落語「天神山」(上方落語) / 「墓見」(江戸落語、「安兵衛狐」「葛の葉」とも) - 罠にかかった狐を逃がしてやった保名ならぬ「安兵衛」のところに狐が化けた女房が訪ねてくる物語。信太ではなく、上方落語では安居天神(安居神社)、江戸落語では谷中の天王寺が舞台となる。上方落語では狐が書き残す歌も「恋しくばたずねきてみよ 南なる天神山の森の中まで」となっている。 オペラ「白狐」 - 岡倉覚三(天心)が英語で執筆した "The White Fox"を原作とするオペラ 日本のサーカスには足芸(台に寝転んだ人の足の上に物や人を乗せる芸)で、障子と人を乗せ、乗った人が障子に:恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉を毛筆で書く芸がある。 安倍晴明を主人公とする作品には、葛の葉に触れているものもある。安倍晴明が登場する作品を参照。
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