花椿警察署
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:28 UTC 版)
「ボギー THE GREAT」の記事における「花椿警察署」の解説
ボギー 本名「花田 吾作」(はなだ ごさく)。花椿署の名物刑事。コルト・パイソンを愛用。1959年10月8日生まれ。身長185cm、体重90kg、胸囲120cm、靴のサイズ28cm。 鳩や犬を捕まえて焼いて食べようとするなど無茶苦茶な男。初登場時はまさにホームレスそのものであり、大岸に容疑者と間違えられて殴られたことがある(後に大岸はボギーに折檻をくらわされた)。その他、「聞き込み」と称し民家で勝手に食事を強奪する、年間365回も発砲する、素性を隠してアルバイトをする(しかも有料で本物の拳銃を撃たせるというもの)など素行はお世辞にも刑事とは程遠いが、熱い正義感は持ち合わせており、大岸と共に事件を解決していく。大岸には頻繁に暴力を振るうものの、彼が殺し屋に深手を負わされた際には逆上するなど仲間思いな一面もある。生立ちは孤児だったという暗い過去を持つが、それを感じさせないパワーを持つ。 体力も人間離れしており、鉄格子を捻じ曲げるほどの怪力を有するほか、足で拳銃を撃ったことすらある。 人間としてはルーズそのもので、給料日前は定食屋で飼われていた金魚を食い殺して糊口をしのいでいた程に万年金欠。大家からは「日本中の貧乏神が束になって取りついているようなヤツ」とまで評されていた。他に犬やお化けが苦手だったり、病的な高所恐怖症だったり、美女に弱かったりする。 第一部最終回でハイジャック事件を解決するが、高度一千メートルの機上からパラシュートも着けず宙に身を躍らせて以後は消息不明。 その後『極!!男塾』にて登場し、上記の経緯後が描かれている。剣獅子丸ら「暁組」と行動を共にし、地球への帰還を目指す。 大岸 宗雄(おおぎし むねお) W大学法学部を卒業した優秀な人物であるが、先輩であるボギーの無茶苦茶な行動には度々悩まされている。実家は資産家で父母は刑事になることは快くは思っていなかった。 捜査中にボギーの提案によって、女装させられたこともある。 大学卒業が昭和56(1981)年のため、特殊な事情が無い限り年齢的にはボギーより上の可能性が高い。 学生時代は剣道に打ち込み実績も残している。貴子という婚約者がいる。 後に『極!!男塾』にもかなり老けた姿で登場。瑪羅門一族の悪事を暴くべく潜入捜査を試みるも逆に洗脳され、記憶も失う。しかしボギーと数十年ぶりに再会し、彼の銃声を聞いて記憶を取り戻した。 堀田課長 ボギーと大岸の上司。ボギーの良き理解者であるが大岸同様のその愚行には頭を抱えている。 一方でボギーを捨て駒にするような発言をした警視庁の高官をパイプ椅子で滅多打ちにするなど部下思いな一面も持っている。 アドルフ・フォン・アルフレッド号 第9話に登場した警察犬。ボギーにソックリな面構えをしている。警視総監賞を3回、刑事局長賞を5回授与された名犬で恐ろしいほど知能が高い。しかし煙草を吸う、婦人警官のスカートをめくる、「お手」と言われて糞をわざわざ触ってからお手しようとするなど非常に素行が悪い。ボギーのことを毛嫌いしていたが上からの命令で彼のアパートに住むことになり、次第に友情を深めていく。 しかし強盗に撃たれたボギーに拳銃を渡そうとして、その強盗に銃撃され瀕死の重傷を負う。アドルフの死期を悟ったボギーは介錯の引き金を引くことを決断し、アドルフも笑って応えその壮絶な犬生に幕を下ろした。 後に『極!!男塾』でボギーの愛犬として「アドルフ2号」なるソックリな犬が登場する。
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