聖リリィ魔術女学院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:30 UTC 版)
「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の記事における「聖リリィ魔術女学院」の解説
「聖リリィ魔術女学院」も参照 マリアンヌ 聖リリィ魔術女学院学院長。40代の女性。エルザの叔母。 学生同士の派閥抗争に悩む人の良さそうな女性を装うが、かつては蒼天十字団の研究員をしており、本性は傲慢で利己的。過去の失態が原因で現職に追いやられ、復帰のための手土産として「Project:Revive Life」の成功例であるリィエルを求め、彼女を強引に成績不良による退学寸前に追い込んだ上で救済措置として聖リリィへ留学させる。 ローナ=ローゼンバーグ マリアンヌの更迭後に就任した新学院長。 フランシーヌ=エカティーナ 女学院の最大派閥「白百合会」のトップに君臨する女学生。金髪縦ロールのお嬢様風の少女。やや高飛車で傲慢な性格。自分に逆らうものには容赦なく、コレットとは犬猿の仲。 レイピアによる剣術や乗馬など貴族の子女らしい技能を持ち、魔術についても召喚術、特に雪の精(スノー・ホワイト)や鬼火(ウィル・オ・ウィスプ)など精霊系の召喚を得意とするなど学生離れした実力を持つが、感情や動揺がすぐに顔に出てしまうのが欠点。 当初はレーン(グレン)のことを完全に舐めていたが、システィーナ達との模擬戦に完敗したことで改心、さらに自分たちの無法を許してくれたレーンにコレットら他の生徒同様惚れる。以降は意識を改め「魔術使い」から「魔術師」になるための努力を始める。 コレット=フリーダ 女学院で2番目に大きい派閥「黒百合会」のトップの女学生。長い黒髪と切れ長の瞳の少女。姐御肌で傘下の者に対しては面倒見が良い。大雑把で傍若無人な性格。 魔術の他にも貴族のたしなみとして幼い頃から鍛錬していた古式拳闘術を主体に、拳打に魔術を載せる魔闘術を得意としている。野生の勘とでも呼ぶべき抜群の近接格闘戦のセンスを持ち、将来的には完全にグレンの上位互換になると目されるほど。 ジニー=キサラギ フランシーヌ付きの侍女で、東方の「シノビ」の技を伝える里の出身。灰色の髪をお下げにした表情に乏しい少女。表向きは主人の忠犬のように振る舞うが、事あるごとにコレットと喧嘩を始める様や派閥抗争には内心で辟易としており、時折淡々と痛烈な毒を吐く。控えめに見えて自意識とプライドが高く、強敵と相対すると実力差を忘れてつい深追いし過ぎてしまう欠点がある。 短期留学最終日、偶然マリアンヌの素顔を知ってしまい、彼女に洗脳された学生達に包囲される。しかしグレンに欠点を指摘されたことを思い出し、重傷を負いながらも離脱しリィエル拉致の知らせをグレンたちに届けた。
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