綾崎ハーマイオニー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 14:16 UTC 版)
ハヤテの女装は最初のころはほんの1話にしか出なかったり、キャラの空想による1コマのみの登場だった。しかし、作中の「ヒナ祭り祭り」では、ヒナ人形の呪いによってハヤテが数話にわたって女装させられてしまった。この時にハヤテが虎鉄に声をかけられて、女装しているとバレないために咄嗟に口にした偽名が「綾崎ハーマイオニー」だった(J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッターシリーズ』に登場する架空の魔女の名前ハーマイオニー・グレンジャーにちなむ)。最初はネコミミのようなホワイトブリムをつけたメイド服を着せられていた。本人はこの姿を他人に見られるのをとても嫌がっており、「ヒナ祭り祭り」ではカムフラージュに白魔道士のマントを着用したが、虎鉄にぶつかって脱げてしまった上に一目惚れされた。途中で呪いの原因の人形師ぜぺっどにより、ウサミミ、ミニスカートでニーソックスの際どい衣装にされる。ぜぺっど曰く「もっと恥ずかしい格好」にもできたとのこと。しかし、虎鉄がナギを誘拐したため、祭りに集まった大衆の中を走り抜けなければならなくなったり、美希たちに動画で隠し撮りされ、さらに虎鉄に同性婚の認められているオランダで結婚することを迫られる等の相当恥ずかしい目にあった。これらの事から、ハヤテはいつもの姿からは考えつかないほど虎鉄に対して邪険にしており、遇う度に「変態」呼ばわりしている。虎鉄がナギの誘拐の刑で執行猶予になった際には「一生、捕まっていればよかったのに」と言い、彼との卓球では「僕が勝ったら、死んでください」と冗談抜きで突きつけるほどである。しかし、高尾山では二人で「ダブル執事キック」を放つなど息のあった面も見せている。 綾崎ハーマイオニーは、作者によるとある理由から「読者がひくぐらいのこと」をしようとして登場させたが、一部の読者(主に20代男性)から絶大な支持を得ることとなった。男の子キャラなのにかわいく人気があるという部分が半分ネタのように扱われ、ナギとマリアに続く3人目のメインヒロインとして扱われたり、プロフィールのページを「綾崎ハヤテ」とは別に、しかも見開き2ページ使って用意されたりと特別な待遇を受けている。作者によれば本来ハヤテは「ヒナ祭り祭り」の話では完全に女性化する予定だったのだが「なんだかそれはやりすぎな気がしたのでこのあたりで落ち着きました」と。また、ワタルも女装させ、ミスコンを開くつもりだったという。 アニメ第1期第36話では、クラウスを励まそうと女神の姿になったときにこの名前を名乗っており、アニメでは声質も女性的になる。 ネコミミハヤテ マリアとナギがいたずらかつ悪ノリでハヤテにコスプレさせた姿。青いメイド服にネコミミをつけた姿。ナギとマリアはその姿を絶賛したが、ハヤテ自身は「男らしくない」「クラウスさんに見つかったらクビになっちゃいますよー!」と困惑していた。 タマからは発情され、危うく交尾の対象として押し倒されそうになったほか、クラウスからは女性と勘違いされ、飛び掛られてしまうが、抱きつこうとしたクラウスをマリアがパンチマシンで撃退(原作では箒で殴られる)し、事なきを得た。 メイド戦士メイドスター コミックサンデー会場にナギが心配でこっそり見守りに来たハヤテが、虎鉄にそそのかされメイド服を着せられた姿。そのまま成り行きでコスプレ大会に参加させられてしまう。 イベント会場を混乱させるため法仙夜空が送り込んだガンガルと戦う羽目になってしまい、ヒーローショーに見せかけるためメイド戦士メイドスターと名乗り戦う。戦闘中に巻き込まれて負傷した水蓮寺ルカとこの姿で初めて出会ってしまい、しばらく彼女に女の子と勘違いされてしまう。
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