終電間際≦オンライン。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 00:43 UTC 版)
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終電間際≦オンライン。 | |
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基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | |
活動期間 | 2019年 - |
レーベル | シハツレコード |
メンバー |
終電間際≦オンライン。(しゅうでんまぎわオンライン)は、ボーカルの春茶とイラストレーターのナナカワ、クリエイターのsakuma.による日本の音楽クリエイターグループ[1]。2019年結成。
概要
春茶、ナナカワ、正体を一切明かしていないクリエイターのsakuma.の3人が結成したユニット。愛称はしゅうまぎ(syumagi)、ファンネームはまぎわさん。である。
特徴として≦。がロゴマークとして使われている他、「ねこふくろう」と呼ばれるふくろうの体に猫のような耳と尻尾を持つキャラクターがグッズ、オリジナル曲のMVに登場する[1]。
春茶を中心としたプロジェクトのコンセプトを考えている際に終電間際の改札の話になり、メンバー曰く「そこには色んな人生が行き来しているから、そこに留まり続けることで色んなストーリーを見ることができるんじゃないかと。それって、僕たちの楽曲を色んな人に聴いてもらいたいということに直結するんじゃないか」と言った話し合いになったのが由来[1]。
終電間際という言葉の通り、発表される絵やグッズの絵はホームや電車内など「鉄道」にかかわるものが多く、時間帯は夜を感じさせるものが多い。渋谷・下北沢など京王井の頭線を連想させるワードやアートワークが度々登場する。
メンバー
- 春茶 - ボーカル
- ナナカワ - イラストレーター
- 終電間際≦オンライン。に関するすべてのイラストやデザインを手掛けるイラストレーター。コミックタッチの人物に鮮やかな色彩を使ったイラストレーションを得意とする。
- MVのような構図の切り取りやモチーフを好み、近年の個人制作では主にストリートファッションに身を包んだ人物の作品を中心に描いている。
- sakuma. - クリエイター
- 終電間際≦オンライン。の全作詞・作曲・編曲・ミキシングを手掛ける。
- 様々なアーティストへの楽曲提供なども行っている。
過去のサポートメンバー
- レコーディング及びライブでの参加メンバー。
- 西田一紀(夜の本気ダンス) - ギター(2019年12月26日)
- 夜の本気ダンスのギター担当。
- コヤマヒデカズ - ギター (2022年12月26日 - )
- CIVILIANのボーカル・ギター・作詞作曲担当。
- 西村奈央 - ピアノ、キーボード (2019年12月26日 - 2020年8月19日・20日)
- Ren(SUIREN) - ピアノ、キーボード(2022年12月26日 - )
- SUIRENのキーボード担当。
- 西塚真吾 - ベース (2022年12月26日- )
- ゴボウビのベース担当。
- 伊藤彬彦 - ドラム (2019年12月26日, 2022年12月26日 - )
- androp のドラム担当。
- Bucket Banquet Bis - ドラム 2022年12月26日)
- BIGMAMAのドラム担当。
楽曲
シングル
楽曲名 | 配信日 |
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「六畳人間」 | 2021年8月6日 |
「逃避行」 | 2021年9月17日 |
「ユナイト」 | 2021年12月26日 |
「バッデイ、グッバイ。feat.水槽」 | 2022年6月24日 |
「隠レ陰キャ」 | 2022年8月26日 |
「真実通過」 | 2022年10月7日 |
「【謝罪】お話したいことがあります。」 | 2022年11月25日 |
「ドッペルゲンガー feat.くじら」 | 2023年2月24日 |
「なりたいわ feat.×」 | 2023年4月2日 |
EP
EP名 | 配信日 | 楽曲名 |
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余白の世界の1ページ | 2023年3月15日 | 「escape」 |
「迷題論理」 | ||
「リタルダンド残して」 | ||
「きみにおくるうた」 | ||
「声を吐く」 | ||
「ENDROLL」 |
ミュージックビデオ
楽曲名 | 配信日 | MVリンク |
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「迷題論理」 | 2020年12月4日 | [動画 1] |
「リタルダンド残して」 | 2020年12月16日 | [動画 2] |
「声を吐く」 | 2020年12月26日 | [動画 3] |
「きみにおくるうた」 | 2021年1月15日 | [動画 4] |
「ENDROLL」 | 2021年1月29日 | [動画 5] |
「escape」 | 2021年2月12日 | [動画 6] |
「六畳人間」 | 2021年8月6日 | [動画 7] |
「逃避行」 | 2021年9月17日 | [動画 8] |
「ユナイト」 | 2021年12月26日 | [動画 9] |
「バッデイ、グッバイ。feat.水槽」 | 2022年6月24日 | [動画 10] |
「隠レ陰キャ」 | 2022年9月12日 | [動画 11] |
「真実通過」 | 2022年10月7日 | [動画 12] |
「【謝罪】お話したいことがあります。」 | 2022年11月25日 | [動画 13] |
「ドッペルゲンガー feat.くじら」 | 2023年2月24日 | [動画 14] |
タイアップ
年月 | 楽曲 | タイアップ | 出典 |
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2021年6月 | 「ユナイト」 | 『ラグナロクオリジン』タイアップソング | [動画 15] |
ライブ
公演名 | 公演日 | 公演場所 |
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終電間際≦オンライン。1ST LIVE | 2019年12月26日 | 豊洲PIT |
終電間際≦オンライン。コンセプトライブ 『話したいことたくさんあったんだけど、なんだったっけな』 |
2020年8月19日・20日 | LINE CUBE SHIBUYA |
「終電間際≦オンライン。」1st LIVE TOUR ~食欲の秋、おいしいご飯と君と音楽 詰め放題キャンペーン~ |
2021年10月13日 | Zepp Tokyo |
2021年10月22日 | Zepp Fukuoka | |
2021年10月28日 | Zepp Nagoya | |
2021年10月29日 | Osaka Bayside | |
「METTYA HARUTYA ver 1.0.12」 | 2022年12月26日 | THEATER ROPPONGI |
「余白の世界の1ページ」 | 2023年4月1日 | 豊洲PIT |
小説集
終電間際オンライン 小説集 | ||
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著者 |
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イラスト | ナナカワ | |
発行日 | 2020年12月16日 | |
発行元 | KADOKAWA | |
ジャンル | 短編集・アンソロジー | |
国 | ![]() |
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言語 | 日本語 | |
形態 | 単行本 | |
ページ数 | 240 | |
コード | ISBN 978-4048968867 | |
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2020年11月10日に終電間際≦オンライン。の楽曲をテーマにした『終電間際オンライン 小説集』が、KADOKAWAより同年12月16日に発売されることを春茶のチャンネルで公開された、「君と紡ぐ物語『終電間際オンライン 小説集』Teaser」で発表。同時に予約が開始され、Amazon予約ランキングでは3部門で1位を飾った。
各楽曲をモチーフとした短編小説集となっており、春茶自身のほかに七月隆文などが参加している[2][3]。小説の出版を記念し、2021年1月30日にはオンライントークイベントが開催された[4]。
- 収録作品
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作品名 作者 モチーフとなった楽曲 もう一度きみに会いたい 七月隆文 きみにおくるうた さがしもの カツセマサヒコ 迷題論理 熊 西田一紀(夜の本気ダンス)[5] ENDROLL 海の底にふる雪 いぬじゅん リタルダンド残して ハスリーベ ニャン 声を吐く 月とミントと猫の羽 柴崎竜人 escape 曖昧 春茶 (Secret Story)
脚注
出典
- ^ a b c “<インタビュー>終電間際≦オンライン。、歌声×イラスト×楽曲から生まれる化学反応を紐解く”. Billboard. 2022年10月2日閲覧。
- ^ “終電間際≦オンライン。の楽曲をテーマにした小説集が完成!春茶、七月隆文らが執筆”. OKMUSIC. 2020年12月3日閲覧。
- ^ “終電間際オンライン 小説集”. KADOKAWA. 2020年12月5日閲覧。
- ^ “終電間際オンライン 小説集発売記念イベント”. KADOKAWA. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “Gt.西田一紀、「終電間際オンライン 小説集」にて初の短編小説を執筆!”. 夜の本気ダンス. 2020年12月6日閲覧。
動画
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - 迷題論理 (Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - リタルダンド残して(Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - 声を吐く(Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - きみにおくるうた(Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - ENDROLL (Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - escape(Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - 六畳人間(Lyric Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - 逃避 行(Lyric Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - ユナイト(Lyric Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - バッデイ、グッバイ。feat.水槽(Music Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - 隠レ陰キャ(Lyric Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。 - 真実通過(Lyric Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 【謝罪】お話したいことがあります。(Audio Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 終電間際≦オンライン。- ドッペルゲンガー feat.くじら(Lyric Video) 2023年4月15日閲覧。
- ^ (日本語) 『ラグナロクオリジン』タイアップソング 終電間際≦オンライン。- ユナイト(35sec. Trailer) 2023年4月15日閲覧。
外部リンク
- syumagi Official Channel - YouTubeチャンネル
- 終電間際≦オンライン。 (@syumagi_) - X(旧Twitter)
- 終電間際≦オンライン。 (@syumagi_) - Instagram
- 終電間際≦オンライン。 - 公式STORE
終電間際≦オンライン。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 05:22 UTC 版)
終電間際≦オンライン。は春茶とイラストレーターのナナカワ、正体を一切明かしていないユニットの楽曲を担当する、sakuma.の3人が結成したユニットである。愛称はしゅうまぎ(syumagi)、ファンネームはまぎわさん。である。≦。がマークとして使われている。「ねこふくろう」と呼ばれるふくろうの体に猫のような耳と尻尾を持つキャラクターがグッズやオリジナル曲のミュージックビデオに登場する。 終電間際という言葉の通り、発表される絵やグッズの絵はホームや電車内など「鉄道」にかかわるものが多く、時間帯は夜を感じさせるものが多い。また、井の頭公園にあるカフェinokaには終電間際≦オンラインの絵が飾ってあり、終電間際≦オンライン。との関わりがあると考えられている。 2019年12月26日に豊洲PITにて行われた「終電間際≦オンライン。1ST LIVE」のチケットは先行販売、一般販売ともに売り切れ。サポートメンバーには夜の本気ダンスのギター・西田一紀と、ヒトリエのベース・イガラシ、andropのドラム・伊藤彬彦、キーボーディスト・西村奈央というメンバーを迎え、カバー曲やこの日に初披露されたオリジナル曲の6曲をバンドセットで披露した。ライブでも顔出しは行わず、煙や、光、カーテンなど様々な手法を使った演出でライブは行われた。ライブ終了後にはここで2020年春東名阪Zeppツアーを行うことを発表するが、新型コロナウイルスの影響により延期。しかし、ライブが行われる予定だった日程にYouTubeLIVEにて生放送をおこなった。延期後のライブは、春茶「終電間際≦オンライン。」1st LIVE TOUR~食欲の秋、おいしいご飯と君と音楽 詰め放題キャンペーン~と題して、2020年10月1日にZepp DiverCity TOKYO、10月18日Zepp NAGOYA、10月26日Zepp NAMBAでそれぞれライブが行われる予定であった。しかし、状況が好転せず、座席のない大きな会場にて安全を完全に確保したライブを行うことが難しいということから2021年へと再延期された。また、2020年8月19日と20日には終電間際≦オンライン。コンセプトライブ『話したいことたくさんあったんだけど、なんだったっけな』と題したライブが行われた。これは、本来であれば3月のZeppツアーで公表、2日とも違うアーティストをゲストに呼んでのライブを予定していたものである。感染状況などからライブ内容を大幅に変更し、ホールのキャパシティの半分以下、ホールで密を避け、1公演の時間を大幅に短くした映画のような、物語のようなショートライブ」をLINE CUBE SHIBUYAで行った。このライブの開催にあたり公式ツイッターでは渋谷のスポットとひまわりを持った女性のイラストが公開された。前述の通りZeppツアーが延期されたことにより、コンセプトライブと同じ形のライブ「何度も読んだ物語と、一度も読めないきみの気持ち」を初ライブの1年後である、2020年12月26日に東京国際フォーラム ホールAで行う予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い2021年3月6日への延期が発表された。しかし、2月19日に国内の感染状況や緊急事態宣言の延長などにより中止された。 2020年12月1日には公式ツイッターなどで、syumagi Official ChannelがYouTubeで開設されたことを公表。同月4日には終電間際≦オンライン。のオリジナル曲である「迷題論理」が公開された。オリジナル曲はこれまでライブのみで歌われていたため、初の楽曲公開となった。同月16日に同じくオリジナル曲である「リタルダンド残して」を公開。2021年2月12日に公開された「escape」まで約2か月ほどでライブなどで演奏された終電間際≦オンライン。の楽曲全6曲のミュージックビデオが公開された。
※この「終電間際≦オンライン。」の解説は、「春茶」の解説の一部です。
「終電間際≦オンライン。」を含む「春茶」の記事については、「春茶」の概要を参照ください。
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