終戦、本格的に役者の道へとは? わかりやすく解説

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終戦、本格的に役者の道へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:34 UTC 版)

小林桂樹」の記事における「終戦、本格的に役者の道へ」の解説

終戦により復員後1946年の『君かと思ひて』でスクリーン復帰折原啓子恋人演じ二枚目として売り出す1951年には急遽出演出来なくなった千秋実代役として『その人の名は言えない』に主演したことがきっかけで、二枚目でも三枚目でもない独自の演技周囲認められ始め次第頭角を現すその後同年東宝サラリーマン物『ホープさん』で主役務め、その明朗快活さで注目され、翌1952年藤本真澄誘い東宝契約源氏鶏太原作の『三等重役』から、引き続き森繁久彌主役演ずる社長シリーズ』(1956年 - 1971年)の全て出演真面目で頑なな秘書役など、平凡で健全な一般庶民演じて人気得た1955年今井正監督の『ここに泉あり』で毎日映画コンクール助演男優賞受賞、さらに1958年には出演百本記念映画として制作された『裸の大将』で実在画家山下清演じ、同映画コンクール主演男優賞受賞した知恵遅れ馬鹿にした映画だと一部からは非難されたが、劇中でのどもりながら台詞兵隊の位にすると…」は流行語になった1960年に『黒い画集 あるサラリーマン証言』、1961年には松山善三監督デビュー作『名もなく貧しく美しく』に主演し喜劇のみならずシリアスなドラマでも活躍、特に『黒い画集 あるサラリーマン証言』ではキネマ旬報男優賞ブルーリボン大衆賞毎日映画コンクール主演男優賞と、各映画賞総なめにした。1963年には岡本喜八監督山口瞳原作の『江分利満氏の優雅な生活』で戦中派中年サラリーマン演じ毎日映画コンクール主演男優賞日本映画記者会賞最優秀男優賞受賞する。『裸の大将』や『黒い画集 あるサラリーマン証言』などで小林長く接してきた堀川弘通監督に「きわめて平凡な人間の姿から非凡な演技ほとばしり出るかけがえのない俳優」と評される

※この「終戦、本格的に役者の道へ」の解説は、「小林桂樹」の解説の一部です。
「終戦、本格的に役者の道へ」を含む「小林桂樹」の記事については、「小林桂樹」の概要を参照ください。

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