籠田公園の整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 09:39 UTC 版)
「籠田町 (岡崎市)」の記事における「籠田公園の整備」の解説
籠田公園は1957年(昭和32年)4月2日に開設された。 1958年(昭和33年)4月10日、岡崎市戦災復興事業完成記念式典が挙行。「戦災復興之碑」が公園南側に建立された。 1960年(昭和35年)度に北側に初代ステージが設置される。 1979年(昭和54年)から「篭田公園地下駐車場」整備工事が始まる。1981年(昭和56年)4月3日、地下駐車場オープン。この駐車場整備にあわせて、同年、北側に新しい野外ステージが建てられた。ステージの整備費用は4,779万円。また、ローラースケート場も設置された。 2011年(平成23年)8月27日、市とNPO法人「岡崎都心再生協議会」が共催し、市民ら160人が協力して芝生マット4千枚を敷き詰めた。以後、2015年(平成27年)まで毎年、ボランティアの協力の下、砂地に芝の苗を植えて緑化を進める「籠田公園緑化プロジェクト」が行われた。2013年度の予算は260万円で、苗などの諸費用は県の補助金「あいち森と緑づくり税」から充てられた。 乙川リバーフロントQURUWA戦略地区整備計画の一環として、2018年(平成30年)8月から全面的な公園の改修工事が開始される。設計は東京都港区のオンサイト計画設計事務所。 ところが同年9月、地下駐車場建設やそれに伴う公園整備の遺物と見られる埋設物が大量に発見された。さらに10月、コンクリート層が園路全体の約2,500平方メートルに広がっていることが判明。このコンクリート層は、公園の地下に駐車場を建設したため、地盤強化を目的したものとの推測がなされた。撤去のため完成予定日は当初の2019年(平成31年)3月29日から同年7月26日に延長された。工事契約の費用は当初は3億6,504万円だったが、撤去費用の4,102万円が増額された。総事業費は約5億4,000万円の見通し。 2019年(令和元年)7月5日、市はリニューアルオープンする籠田公園の利活用を調べるため、8月17日から10月27日まで、各種イベントや販売などを行う事業者に公園使用料や電気料金などを無料で貸し出すと発表した。7月26日、改修工事完了。
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