第2世代主力戦車とは? わかりやすく解説

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第2世代主力戦車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:16 UTC 版)

戦車」の記事における「第2世代主力戦車」の解説

第2世代主力戦車はイギリス開発されロイヤル・オードナンスL7 105mmライフル砲が西側戦車一般化した東側では西側先駆け滑腔砲115mm滑腔砲)を搭載した中戦車重戦車化によって重戦車存在意義失い中戦車あらゆる局面において活用される主力戦車(英: main battle tankMBT)として生き残った(ただし、ソ連では高性能高価なT-64及びT-80と、廉価版のT-62及びT-72という、重量による区別とは別の異種類の戦車それぞれ部隊編成を行う、ハイローミックスの二本立て存在した)。また、戦車防御力攻撃力対し立ち遅れていたことから「戦車不要論」が主流となり、防御力捨て機動力生存性確保する戦車登場した対戦車ミサイル発達し随伴歩兵による携帯用対戦車兵器を持つ敵歩兵部隊掃討がより重要視されるようになり、戦車部隊機械化歩兵部隊がともに行動する戦術生み出された。また、自走化され対戦車砲である駆逐戦車存在意義失っていったが、軽戦車歩兵戦車などが果たしていた役割を担うための車輌として、歩兵戦闘車のような主力戦車よりも軽量戦闘車輌多数生み出された。 特徴として砲塔内容積避弾経始両立するため砲塔は横に広くなり、アクティブ投光器による暗視装置により夜戦能力得たM60パットンチーフテン、T-62、T-64AMX-30レオパルト1Strv.103などが相当 ソ連製T-722A46 125mm滑腔砲搭載2層ガラス繊維材を装甲板挟み込んだ複合装甲性質異な装甲素材重ね合わせ装甲単一素材圧延鋼板装甲より強固とされる)の採用軽量化によって当時戦車の中では走・攻・守いずれにおいても優れていた。一方豊富な戦車戦経験戦車の改造技術を持つイスラエル初の国産戦車メルカバはその独自の設計と、1982年レバノン内戦初期型T-72破った事で注目集めた。これら1970年以降開発され戦車西側では第3世代主力戦車主流となる技術いち早く採用していたり、第2世代主力戦車の多く第1世代主力戦車改良発展型であるのに対し新規開発である点から第3世代主力戦車方に分類されたり、技術的に第2世代第3世代中間的な観点から第2.5世代主力戦車分類される事も多い。 T-7274式戦車メルカバCM1196式戦車などが相当

※この「第2世代主力戦車」の解説は、「戦車」の解説の一部です。
「第2世代主力戦車」を含む「戦車」の記事については、「戦車」の概要を参照ください。

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