第1回試験概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 03:21 UTC 版)
今後の参考の一環として、ここでは第1回試験の概要を示す。 桃色の数字は、47都道府県中、最高合格率緑色の数字は、47都道府県中、最低合格率 地方名都道府県名試験日合格率地方名都道府県名試験日合格率北海道地方 北海道 8月20日 54.8% 近畿地方 福井県 8月31日 64.1% 東北地方 青森県 53.1% 滋賀県 55.6% 秋田県 52.9% 京都府 65.6% 岩手県 43.0% 大阪府 70.1% 山形県 47.5% 和歌山県 54.5% 宮城県 53.6% 奈良県 61.0% 福島県 52.2% 兵庫県 61.5% 関東地方 群馬県 8月12日 77.6% 中国地方 岡山県 8月26日 77.4% 栃木県 71.1% 広島県 80.7% 茨城県 73.8% 島根県 67.0% 埼玉県 77.0% 鳥取県 80.2% 東京都 82.3% 山口県 82.3% 神奈川県 84.5% 四国地方 香川県 10月25日 37.9% 千葉県 80.0% 徳島県 39.1% 甲信越地方 山梨県 66.6% 愛媛県 36.9% 長野県 75.5% 高知県 44.9% 新潟県 75.3% 九州地方 福岡県 8月24日 63.2% 北陸地方 石川県 9月17日 70.6% 佐賀県 55.7% 富山県 56.2% 大分県 54.5% 東海地方 静岡県 69.0% 宮崎県 63.9% 愛知県 74.7% 熊本県 62.9% 岐阜県 73.4% 長崎県 52.6% 三重県 69.5% 鹿児島県 56.6% 沖縄地方 沖縄県 47.8% 北海道は単体で地方を構成するため、東北地方と同日に行われた。 福井県は本来なら北陸地方であるが、近畿地方として扱われた。 沖縄県は単体で地方を構成するため、九州地方と同日に行われた。 関東地方・甲信越地方は全て8月12日に試験が行われ、以下のようなシステムが取られた。 東京都のみ独立問題 埼玉県・千葉県・神奈川県の南関東3県で統一問題 群馬県・栃木県・茨城県の北関東3県、山梨県・長野県・新潟県の甲信越3県、計6県で統一問題 都道府県によって合格率に大きな格差があるが、試験問題は『登録販売者試験の作成に関する手引き』より選定して試験問題を作成・出題され、都道府県別に難易度の格差が出ないよう配慮がなされることとなっている。しかし、全国最高合格率である神奈川県 (84.5%)と全国最低合格率である愛媛県 (36.9%)では、実に47.6ポイントの差があることから、試験難易度に差があったことがうかがえる。直近の合格率からいえる事は、年々試験の難易度が難化傾向にある。例えば、平成24年度の第1回試験では全国47都道府県中、合格率が60パーセントを超えたのは静岡県のみである(60.3パーセント)。合格率が50パーセントを上回っているのも三重県の59.8パーセントを筆頭とする17道県にとどまっており、半数以上の都府県が50パーセントを割り込んでいる。逆に最低合格率は千葉県の27.7パーセントであり、この合格率は最も問題が易しい(すなわち、最も合格率が高い)平成20年度の第1回試験で最低合格率を記録した愛媛県の36.9パーセントを9.2パーセントも下回っている(その他、埼玉県が28.8パーセント、鳥取県が29.2パーセントで合格率30パーセントを下回っている)。なお、試験問題(過去問含む)や解答並びに合格率等はほとんどの各都道府県の薬務関連のホームページで閲覧、印刷保存ができるようになっている。また各年度別の試験結果概要(全国版)は厚生労働省のホームページを参照の事。
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