穗とは? わかりやすく解説

すい【穂〔穗〕】

読み方:すい

常用漢字] [音]スイ(漢) [訓]

[一]スイ

穀物のほ。「穂状禾穂(かすい)・麦穂出穂期

のような形をしたもの。「花穂

[二]〈ほ(ぼ)〉「穂先稲穂空穂(うつぼ)・初穂瑞穂(みずほ)」

名のり]お・みのる


ほ【穂】

読み方:ほ

《「秀(ほ)」と同語源》稲・麦やススキなどの花序長い先に花や実群がりいたもの。特に、稲のものをいう

・筆など、とがっている物の先の部分。「筆の—」→

接ぎ木挿し木に使うのついた小枝挿し穂接ぎ穂

[下接語] 稲穂刈り穂・挿し穂垂り穂接ぎ穂出穂波の穂抜き穂初穂・瑞(みず)穂(ぼ)粟穂稗穂(あわぼひえぼ)・落ち穂黒穂・笹(ささ)穂・(つる)穂・糠(ぬか)穂・穭(ひつじ)穂


花穂

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 18:44 UTC 版)

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左からオオムギコムギライムギの花穂

花穂(かすい、spike, ear)は、のような形で咲くのこと。

ススキエノコログサケイトウなどがこれにあたる。

概要

花穂は、植物花序のあり方である。穂状花序というものもあるが、それよりは範囲が広く、外見が穂のようなものをこの名で呼ぶことが多い。

すなわち、花序の主軸が長く伸び、その軸状に花が並ぶか、あるいは第2の花軸が並んで伸びるにせよ、それが短いために、結果として花がすべて主軸に沿って並んだ状態になったものをこのように呼ぶ。

関連項目


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 18:38 UTC 版)

茶筅」の記事における「穂」の解説

用途によって穂の数は16本から120まであるが、64本が標準考えられている。この数は外穂の本数で、64本なら外穂と内穂を合わせれば128本になる。穂数が少なければ穂が太く腰の強い茶筅になり、穂数が多ければきめ細かな茶筅になる。そこで一般に濃茶を練る場合には穂数の少ないものを、薄茶点てる時には穂数の多いものを用いる。 穂数が多いものほど製作に技術要するため格の高い茶筅とされ、明治維新以前80本以上の穂数は大名上の貴人用、120本は将軍用とされていた。大名濃茶を練る場合には、穂数を多くかつ穂を太くするため太い竹で茶筅作り、これを宝莱と呼んだ。穂数が少な茶筅薄茶点てるには技量を必要とするため、逆に穂数の多い茶筅用いることで自らの未熟示して謙遜する意味合いもあった。78本の茶筅用いるのはこの意味合い

※この「穂」の解説は、「茶筅」の解説の一部です。
「穂」を含む「茶筅」の記事については、「茶筅」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:38 UTC 版)

発音(?)


出典:『Wiktionary』 (2021/01/02 09:18 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. 花や実が、先に群集しているもの。

熟語



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「穂」の例文・使い方・用例・文例

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