秋勇留島とは? わかりやすく解説

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あきゆり‐とう〔‐タウ〕【秋勇留島】

読み方:あきゆりとう

歯舞群島南部の島。第二次大戦前コンブカニ漁基地だった。大戦後ソ連、のちにロシア連邦統治下。


秋勇留島

読み方:アキユリトウ(akiyuritou), アキユリジマ(akiyurijima)

千島列島一部南千島歯舞諸島属すオホーツク海の島

所在 (北方領土)北海道根室市

別名 アキロロ島(アキロロトウ)

位置・形状 根室半島東端納沙布岬の東14km。安山岩からなる平坦な

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

秋勇留島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 08:27 UTC 版)

秋勇留島
外交紛争のある諸島
現地名: Остров Анучина
主張国名: 秋勇留島
地理
所在地 太平洋
座標 北緯43度21分59.1秒 東経146度0分21秒 / 北緯43.366417度 東経146.00583度 / 43.366417; 146.00583座標: 北緯43度21分59.1秒 東経146度0分21秒 / 北緯43.366417度 東経146.00583度 / 43.366417; 146.00583
実効支配
 ロシア
サハリン州
都市管区 南クリル管区
領有権主張
 日本
都道府県  北海道
市町村 根室市
人口統計
人口 0
納沙布岬・望郷の塔より望む
左から オドケ島萌茂尻島・秋勇留島(2006年3月撮影)

秋勇留島(あきゆりとう)は、歯舞群島の島の一つである。ロシア名はアヌーチナ島Остров Анучина)。ロシア連邦実効支配下にあるが日本領有権を主張している。

島の名前の由来は、アイヌ語の「アキ・ユリ(弟・勇留→勇留の弟)」から。

地理

納沙布岬から13.7kmの沖合に位置し、勇留水道を隔てた勇留島の南西約4kmの位置にある。平坦な地形であり、全島がクマザサにおおわれ巨木はほとんど見当たらない。戦前は海藻の宝庫とされ、缶詰会社が設けた直営のカニ刺網を除いては、共同漁業を営んでおり、コンブ漁やタラ漁が盛んであった。

歴史

現在もロシア連邦の実効支配下にあるが日本領有権を主張している。

当該地域の領有権に関する詳細は千島列島及び北方領土の項目を、現状に関してはサハリン州の項目を参照。

参考文献

  • 『北方領土地名考』 北方領土問題対策協会編、1978年
  • 『北方領土関係資料総覧』 行政資料調査会北方領土返還促進部、1977年11月4日
  1. ^ 『場所境調書』

関連項目



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