福岡移転後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:28 UTC 版)
「福岡ソフトバンクホークス」の記事における「福岡移転後」の解説
福岡ソフトバンクホークス主催試合の1試合平均の観客数は、2012年度統計で33,933人で、パ・リーグではトップ、プロ野球12球団の中では巨人(40,333人)、阪神(37,886人)、に次ぎ第3位である。1993年以降観客動員が200万人を超えていて福岡ドーム(現・福岡PayPayドーム)の開場となった1993年から2022年まで30年連続で主催試合の観客動員数はパ・リーグ1位である。 2010年7月27日の対楽天戦(藤崎台県営野球場)でホークスが福岡移転以来、22年目にして公式戦全主催ゲーム(地方ゲーム含む)の通算観客動員数が5,000万人(50,013,137人)を突破した。 ホークスには『月刊ホークス』という公式情報誌が存在し、全国の書店で販売されている(九州では発売日が2日遅れる)。 福岡移転の元年である平成元年(1989年)は、ダイエーの試合を平日のナイターの主催試合限定で、福岡放送(FBS)制作で中継していたものを、FBSのキー局である日本テレビで深夜0時30分から1時間ほどのダイジェストに編集し割と頻繁に録画放送していた(これは同年のみの中継で、解説はFBS専属解説者の長池徳士を中心に、ごく稀にFBSと同じNNN系列局・広島テレビの解説者(当時)だった小林聖始や、中京テレビの解説者(当時)だった三沢淳や、日本テレビの解説者も担当した)。『メディアのしくみ―新聞に制圧される地方テレビ局』(明石書店)によると、ホークス移転に伴いFBSでダイエーとの折衝を担当した南条岳彦が中継権折衝の際、録画中継を含めた全国ネットという曖昧な表現で最終的提案としたという。 福岡移転時点の監督であった杉浦忠はダイエーの買収・移転時に背番号を「71」から「81」に変更し、以後、王貞治を除く歴代監督全員が背番号「81」を使っている。 ダイエー時代のチームカラーはオレンジとエメラルド・グリーン。オレンジはユニフォームのラインや球団ロゴなどに使われ、エメラルド・グリーンは球団旗の地色などに使われた。ソフトバンクが親会社になってからは、同社のイメージカラー「レボリューション・イエロー」をチームカラーに使用。ユニフォーム袖のラインや球団旗の地色などに使用。それに伴い、ペットマークおよびマスコットキャラクターの鷹の顔の色が、オレンジからイエローになった。
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