神谷薫の血縁者
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧」の記事における「神谷薫の血縁者」の解説
神谷越路郎(かみや こしじろう) 声 - 沢木郁也 本編では故人扱い。薫の父で、神谷活心流創設者。西南戦争に従軍するも戦死したとされていた。 アニメ版では比留間伍兵衛が門下生になっており、他の門下生を傷つけ、自分にも刀を向けた彼の右親指を砕いて破門とし、剣を使えなくした。このことから伍兵衛に強い恨みを買っていた。 銀幕草紙変では西南戦争において斎藤と同じ隊に所属していた。また、戦いにおいては常に峰打ちで相手を殺さないように心掛けていた。 単行本3巻に収録された連載前のパイロット版『るろうに〜明治剣客浪漫譚〜』では幕末時代の「抜刀斎」と知り合いであり、剣の腕は日本で一番強いと賞賛していた。「流浪人」にも「人の良いあの人」と評されている。一方で剣の腕は「娘」の恵(本作では薫、弥彦との神谷三姉弟という設定)から見ても「それほど強くは…」と語られている。一方で弥彦は「一番強い『人斬り抜刀斎』の次に強かった!」と信じている。 『北海道編』の第1話にて函館で半年前に撮られた写真に写り込んでおり、生存の可能性が浮上する。剣心の勧めにより薫たちは父を探しに行くこととなる。 緋村剣路(ひむら けんじ) 声 - 甲斐田ゆき 剣心・薫夫妻の息子。最終回には幼児姿で登場。容姿は父親似で、母ちゃんっ子・父親嫌い。『剣心皆伝』より1880年(明治13年)8月生まれで本編最終回および『北海道編』で3歳。東京府出身。身長80cm、体重11kg。獅子座、血液型B。特技:木登り。 後に明神心弥と逆刃刀の継承を巡って争う運命にある。作者によると性格は「斎藤以上にひねくれた上に、志々雄以上に自己中心的」になるらしい。恐ろしいほどの剣才の持ち主で、話を聞いただけで飛天御剣流の剣技をいくつか再現できる。髪の色は父親と同じ赤毛→焦げ茶色に。 飛天御剣流のいくつかの技と神谷活心流を扱える。 OVA『星霜編』では母の薫を残して家を出ている。「真の強さを見極める」という理由で比古清十郎の元に押しかけており、自身が思う「最強の」飛天御剣流を継ぐことを目的としているが、比古当人は「御剣流は俺で終わりだ」と語っておりあまり相手にはされていない様子である。だが神速は勿論のこと抜刀術や鞘を武器とするなどの飛天御剣流の特性を披露しており、上記で述べた通りに飛天御剣流のいくつかの技を再現している。 薫の病状が悪くなったことで自身を連れ戻しに来た弥彦を突っぱねるが、「真の強さ」を教えるという弥彦と対決することとなる。対決の中で発揮されるその天賦の剣の才覚には弥彦でさえも素直に認めたほどであった。しかし才覚のみでまだまだ精神が未熟であった剣路との差は歴然であり、それがもとで弥彦に敗れ、かつての弥彦がそうであったように弥彦から逆刃刀を託される。 本編最終話および『北海道編』では3歳の幼児で門の屋根に上って降りられなくなるとべそをかき、お菓子に釣られて阿爛を部屋に入れるなど、ただのガキ。両親や「ア」の三馬鹿の北海道行きに同行している。父親の剣心は嫌いなだけだが、寝込んだ剣心の顔に濡れ手拭を被せて殺しかけるなどしている(自分が熱を出した時に薫がしてくれたことを真似ただけで悪気はなし)。 名前の由来は、剣心の「剣」と越路郎の「路」。
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