研究内容と韓国内での批判とは? わかりやすく解説

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研究内容と韓国内での批判

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 17:55 UTC 版)

安秉直」の記事における「研究内容と韓国内での批判」の解説

李大根李栄薫らと李氏朝鮮後期から現代にかけての韓国の経済史を研究している。特に日本統治下の朝鮮経済研究知られる中村哲堀和生日本の経済学者とともに韓国の経済発展に関する歴史的研究」というプロジェクト朝鮮経済史共同研究行い、その成果発表している。この研究の結果から、日本統治下において、日本資本主導下で資本主義化が展開し朝鮮人もこの展開に比較積極的に適応していき、資本家労働者一定の成長見られたとしている。この主張から、たびたび韓国では日本による統治肯定する植民地近代化論者、チンイルパだと批判されている。 韓国では、上記共同研究トヨタ財団から資金援助受けたことから、研究性格を疑わざるをえない批判されたこともある。 かつて、慰安婦について韓国挺身隊問題対策協議会共同調査した。この調査強制によると認定した慰安婦金学順文玉珠である。この調査について後に韓国新聞インタビューで「問題強制動員だ。強制動員されたという一部慰安婦経験者証言はあるが、韓日とも客観的資料一つもない」「3年活動してからやめた理由は、彼ら(挺身隊対策協)の目的慰安婦本質把握して今日悲惨な慰安婦現象防止することではなく日本ケンカすることだったからだ」とコメントし韓国内波紋広げた一方2013年8月7日朝鮮日報では、「従軍慰安婦は、徴用徴兵勤労挺身隊同じく戦争本格化により日本戦時動員体制一つとして国家的レベル強行したこと。しかも慰安婦は、募集時に自分たちがやることをきちんと説明されず、人身売買に近い手法利用されたという点で『広義強制動員』と見て差し支えないと言っている。しかし同日毎日新聞には、『ただ、安名教授は、韓国一般的な「軍や警察による強制連行があった」という意見に対しては、「朝鮮では募集業者が行い、軍が強制連行する必要は基本的になかったはずだ」との見方示した』とある[要出典]。 1919年の上臨時政府の設立韓国建国であるという意見に対して国家構成要素主権領土国民であり、上海臨時政府少数独立運動団体であって国家ではなかったとして、韓国建国1948年であるとしている。 日本統治時代美化していると批判されることに対して植民地時代といっても、文化開化運動がなかったわけではく、帝国主義国家植民地前近代状況放置しては、統治費用莫大になるので、金融財政土地所有制、私有財産制戸籍制学校施設司法制度などをすべて変えたとしている。 2012年5月韓国安秉直発見した日本軍慰安所管理人の日記」は、1943-44年にビルマシンガポール日本軍慰安所帳場勤めていた朝鮮人日記であり、安はその研究を『解題 日本軍慰安所管理人の日記』として2013年8月韓国出版している。この『解題 日本軍慰安所管理人の日記』p181で安は「問題前借金返済した場合廃業が容易ではなかったという点にある」「軍慰安婦らの置かれていた上のような境遇を「性奴隷状態」と捉えて差し支えは無いのではなかろうか」と結語している。

※この「研究内容と韓国内での批判」の解説は、「安秉直」の解説の一部です。
「研究内容と韓国内での批判」を含む「安秉直」の記事については、「安秉直」の概要を参照ください。

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