砂川ハイウェイオアシスとは? わかりやすく解説

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砂川サービスエリア

(砂川ハイウェイオアシス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 09:55 UTC 版)

砂川サービスエリア
砂川SA 下り線(2009年5月)
所属路線 E5 道央自動車道
本線標識の表記 砂川
起点からの距離 75.6 km(札幌JCT起点)
奈井江砂川IC (8.9 km)
(5.1 km) 滝川IC
供用開始日 1988年昭和63年)10月8日[1]
上り線事務所 7:00 - 21:00(4月-11月)
9:00 - 19:00(12月-3月)
上り線GS ENEOS
8:00 - 20:00
下り線事務所 7:00 - 21:00(4月-11月)
9:00 - 19:00(12月-3月)
下り線GS ENEOS
8:00 - 20:00
所在地 073-0106
北海道砂川市空知太565-5
(上り線の番地は490-2)
備考 ハイウェイオアシス併設・スマートIC設置
テンプレートを表示

砂川サービスエリア(すながわサービスエリア)は、北海道砂川市にある道央自動車道サービスエリアである。日本国内最北のサービスエリア、高速道路の有人休憩施設となっている。

この項目では、エリア内に設置されている砂川石山バスストップ(すながわいしやまバスストップ)と砂川SAスマートインターチェンジ(すながわサービスエリアスマートインターチェンジ)についても記載する。

歴史

施設

上り線(札幌方面)

下り線(旭川方面)

  • 管理:ネクスコ東日本エリアトラクト[8]
  • 運営:ネクスコ東日本リテイル[11]
  • 駐車場[11]
    • 大型:23台
    • 小型:79台
    • 身障者用
      • 小型:1台
  • トイレ[11]
    • 男性:大6(和式1・洋式5)・小7(オストメイト対応トイレ有)[10]
    • 女性:20(和式1・洋式19)オストメイト対応トイレ有[10]
    • 身障者用
      • 共用:1
  • ハイウェイショップ(4 - 11月:7:00 - 21:00・12 - 3月:9:00 - 19:00)[11]
    • スナックコーナー
    • ショッピングコーナー
  • ガソリンスタンド(ENEOS(北海道エネルギー) 8:00 - 20:00)
  • 給電スタンド(6:00 - 22:00、砂川ハイウェイオアシス内に設置)[11]
  • 喫煙所[11]
  • 自動販売機[11]
  • E-NEXCO Wi-Fi SPOT[11]
  • 自動体外式除細動器(AED)[11]
  • ハイウェイ情報ターミナル[11]
  • 車椅子無料貸し出し(4 - 11月:7:00 - 21:00・12 - 3月:9:00 - 19:00)[11]
  • ハイウェイスタンプ(24時間)[11]
  • スマートIC(6:00 - 22:00)[11]
    • 入口利用の場合、全ての施設が利用可能
    • 出口利用の場合、全ての施設が利用不可能

砂川石山バスストップ

2024年(令和6年)4月1日現在[12]

すべて北海道中央バスによる運行で、共同運行路線は個別に事業者を示す。通行止め等で一般道へ迂回する場合は国道12号の「空知工場前」停留所に代替停車する[13]

下り線(滝川・旭川方面)

上り線(札幌方面)

  • 下り線に停車する各路線 札幌市方面(一部は降車専用)

砂川ハイウェイオアシス

1991年(平成3年)4月29日オープン[14]。道立都市公園北海道子どもの国敷地内にあり、運営は砂川ハイウェイオアシス管理株式会社で[14]、北海道中央バス・泰進建設・北星・極東建設・松尾羊肉(現・マツオ)の5社共同出資で設立されたが[14]、その後2017年時点では中央バスが75%・泰進建設が25%を出資する形としている[15]

上下線ともに乗り入れ可能であり、高速道路でUターンができる施設となっている。そのため、上り線(札幌方向)サービスエリア側出入りにはチェックゲート(検札)があり、いったん停止して通行券を係員に渡す必要がある(ETCは無線通信によりチェックを受けるが、スマートインターチェンジのようにETC装着車もいったん停止が必要とされる)[16]。ETC車の場合は無線通信によってカードに「オアシス経由」のデータが書き込まれ、ETC車以外は通行券にチェック印が押印される[16]。Uターンした場合、最終的な距離及び料金は「入口〜砂川ハイウェイオアシス〜出口」の合算となる[16]。建物は鉄筋2階建て延床面積6137平米で南欧の宮殿を模したデザインとなっている[14]。利用時間が決まっており、夏期(4月1日から11月30日まで)は7:00 - 23:00、冬期(12月1日から3月31日まで)は9:00 - 18:00となっている[16]

一般道路からアクセスする場合は、子どもの国駐車場を使用する。

砂川ハイウェイオアシス館

  • ショップ(5月 - 9月・9:00 - 19:00、10月・9:00 - 18:00、11月 - 4月・9:00 - 17:00)
  • レストラン
    • 森の食卓ミングル(夏季11:00 - 19:00、冬季11:00 - 17:00)
    • 以前はレストラン・ショップとも総営業面積の約2/3を株式会社マツオ松尾ジンギスカン)が運営していたが、2017年をもって完全撤退した。現在は「森の食卓ミングル」の営業場所を株式会社ノースグラフィックが、そらいちマーケット・「オアシスプラザ」各営業場所は北海道中央バスの関連会社である砂川ハイウェイオアシス観光が運営している。
  • 砂川市ふるさと活性化プラザ(多目的ホール)(利用時間・夏季9:00 - 19:00、冬季9:00 - 17:00、休館日1月1日)

砂川SAスマートインターチェンジ

砂川SAスマートインターチェンジ
所属路線 道央自動車道
IC番号 40
料金所番号 05-115・05-915
起点からの距離 75.6 km(札幌IC起点)
奈井江砂川IC (8.9 km)
(5.1 km) 滝川IC
供用開始日 2015年8月8日[4][5]
通行台数 x台/日
所在地 073-0108
北海道砂川市北光
テンプレートを表示

砂川市では2004年度からスマートIC設置に向けて検討してきた[17]2013年(平成25年)3月、市は東日本高速道路日本高速道路保有・債務返済機構に実施計画書を提出。同年5月に国土交通大臣高速自動車国道市道との連結許可申請書を提出し、同年6月に連結許可された[18]

なお、スマートICから砂川ハイウェイオアシスに入り、同じスマートICから出ることはできない。

  • 運用時間 : 6:00 - 22:00
  • 対象車種 : ETC車載器を搭載した全車種(全長12.0m以下)
  • 利用方向 : 全方向(フルインターチェンジ)

周辺

接続する道路

  • 直接接続
    • 市道砂川SAスマートインター線

E5 道央自動車道
(39) 奈井江砂川IC - (40) 砂川SA/スマートIC - (41) 滝川IC

脚注

注釈

  1. ^ ハイウェイウォーカー北海道版2018年11月号においては従来の番号が記載[6]、2018年12月号では新しい番号が記載されている[7]

出典

  1. ^ a b “お待たせ 新ルート開通”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年10月8日) 
  2. ^ “高速道路、UターンOK - 全国初、砂川サービスエリアで”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1991年4月26日) 
  3. ^ “砂川のハイウェイ・オアシスが完成 - 子どもの国と直結祝う”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1991年4月30日) 
  4. ^ a b 道央自動車道 砂川SAスマートICが8月8日(土)に開通! 〜ハイウェイオアシスに砂川の新たな玄関口が誕生!〜』(PDF)(プレスリリース)砂川市東日本高速道路北海道支社、2015年6月18日http://www.city.sunagawa.hokkaido.jp/uploads/99file/9144.pdf2015年8月9日閲覧 
  5. ^ a b “スマートIC、砂川SAにも開通 北海道内2番目”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2015年8月9日) 
  6. ^ 2018年度『Highway Walker』北海道版 11月号(No.38) 北海道エリアマップ” (PDF). NEXCO東日本. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月23日閲覧。
  7. ^ 2018年度『Highway Walker』北海道版 12月号(No.39) 北海道エリアマップ” (PDF). NEXCO東日本. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月23日閲覧。
  8. ^ a b 事業エリア”. ネクスコ東日本エリアトラクト. 2025年1月14日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m 道央自動車道 砂川SA・すながわ 上り”. 東日本高速道路株式会社. 2017年1月16日閲覧。
  10. ^ a b c d オストメイト対応設備一覧” (PDF). 東日本高速道路株式会社. 2017年1月18日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m 道央自動車道 砂川SA・すながわ 下り”. 東日本高速道路株式会社. 2017年1月16日閲覧。
  12. ^ 砂川石山 のりば地図”. 北海道中央バス. 2022年4月1日閲覧。
  13. ^ よくある問い合わせと回答 (Q&A) - 高速道路通行止めの際は、高速道路上の停留所は利用できますか?”. 北海道中央バス. 2019年9月22日閲覧。
  14. ^ a b c d 通史編第六章躍進の道 砂川ハイウェイオアシス館がオープン - 北海道中央バス50年史(北海道中央バス 1996年)
  15. ^ 砂川ハイウェイオアシス館「マッシーファーム」および通販事業部(ネット事業)の事業譲渡について - マツオ
  16. ^ a b c d 砂川ハイウェイオアシスUターンについて” (PDF). 東日本高速道路(NEXCO東日本). 2015年10月16日閲覧。
  17. ^ “街活性化へスマートIC…砂川SA来月8日開通”. 読売新聞 (読売新聞北海道支社). (2015年7月30日) 
  18. ^ 北海道縦貫自動車道砂川SAスマートインターチェンジ(仮称)連結許可について 〜北海道で2箇所目のスマートインターチェンジ〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省北海道開発局、2013年6月11日http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/press/pdf/13061101.pdf2015年8月9日閲覧 
  19. ^ 道央砂川工業団地分譲中!” (PDF). 砂川市. 2016年10月16日閲覧。

関連項目

外部リンク


砂川ハイウェイオアシス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 09:25 UTC 版)

砂川サービスエリア」の記事における「砂川ハイウェイオアシス」の解説

1991年平成3年4月29日オープン道立都市公園北海道子どもの国敷地内にあり、運営北海道中央バス・泰進建設北星極東建設松尾羊肉(現・マツオ)の5社共同出資設立された砂川ハイウェイオアシス管理株式会社上下線ともに乗り入れ可能であり、高速道路Uターンができる施設となっている。そのため、上り線札幌方向サービスエリア出入りにはチェックゲート(検札)があり、いったん停止して通行券係員に渡す必要があるETC無線通信によりチェックを受けるが、スマートインターチェンジのようにETC装着車もいったん停止が必要とされる)。ETC車場合無線通信によってカードに「オアシス経由」のデータ書き込まれETC車以外通行券チェック印が押印される。Uターンした場合最終的な距離及び料金は「入口〜砂川ハイウェイオアシス〜出口」の合算となる。建物鉄筋2階建て延床面積6137平米南欧宮殿模したデザインとなっている。利用時間決まっており、夏期4月1日から11月30日まで)は7:00 - 23:00冬期12月1日から3月31日まで)は9:00 - 18:00となっている。 一般道路からアクセスする場合は、子どもの国駐車場使用する

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