相合傘とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > > 相合傘の意味・解説 

あいあい‐がさ〔あひあひ‐〕【相合(い)傘】

読み方:あいあいがさ

二人で1本の傘を差すこと。多く男女場合についていう。相傘(あいがさ)。最合(もや)い傘。

男女の仲を示すいたずら書き一種簡単な書きの傘の柄の両側二人の名前を書くもの。


相合傘

作者吉田麻由美

収載図書あしたふく風
出版社新風書房
刊行年月2001.6


相合傘

作者高橋三千綱

収載図書輝き一瞬短くて心に残る30
出版社講談社
刊行年月1999.1
シリーズ名講談社文庫


相合傘

読み方:アイアイガサ(aiaigasa)

作者 里見弴

初出 大正15年

ジャンル 小説


相合傘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:23 UTC 版)

「傘」の記事における「相合傘」の解説

あいあい傘」はこの項目へ転送されています。テゴマスシングルについては「アイアイ傘」を、剛力彩芽シングルについては「相合傘 (剛力彩芽の曲)」を、東京セレソンデラックス作品については「あいあい傘 (サタケミキオ)」をご覧ください。 .mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 『雪中相合傘鈴木春信明和期 『荷宝蔵壁のむだ書歌川国芳落書き中に相合傘がみられる日傘の相合傘 相合傘の落書き例注:具体的な個人名指しているわけではない二人で一つの傘を共有する行為態様を、相合い傘あいあいがさ、あひあひがさ、合い合い傘、相々傘とも表記)、相傘(あいがさ)、最合い傘(もあいがさ、もやいがさ)という。なにか一つのものを複数人共用共有すること、またその様をあらわすことばである「相合」と、「傘」を組合せ、傘を共にするさまを表している。連声して、東京地方愛知県では、「あいやいがさ」とも発音される東京式アクセントでは、「か」(か゜)にアクセントを、京阪式アクセントでは二つ目「い」アクセントをつける。また、相合傘の別称もやいがさ最合い傘)のもやい(催合最合持相、摸合、諸合)は、「共有する」、「持ち合う」を意味するハ行四段活用動詞、もやう(催合う)の連用形名詞化したことばで、何か物事を人と一緒にとり行うことをいう。つまり、催合は、相合と、大体同じ意味であると考えてよい。 濡れないよう互いに肩を寄せあう情景から、しばしば二人恋愛関係であることを暗示する心中物では、二人道行相応し演出として相合傘がよく使われた。また、1920年発行された『日本大辞典言泉』(落合直文著、芳賀矢一改修大倉書店刊)によれば俚言俗語として男女間の情交もさすとしている。男女が行場合は、身長女性より高いであろう男性が傘を持ち構える。さらにはにぬれるのを厭わず傘を持っていない方の肩を傘から出すことによって、二人で使うには窮屈な傘に場所をつくり、女がにうたれてしまうのを避ける、という場面物語映画などでよく見られる前述川柳中には女性側も気を使い結果両名とも肩を濡らす情景詠んだものもある。恋愛主題にした物語においては恋愛ステップを描く道具として、様々な状況相合い傘盛んに使われる中国韓国では、従者主人差し掛ける差し掛け傘はしばし見られるけれども、相合傘は日本にのみ見られる図様である。日本でもいわゆる近世初期風俗画では差し掛け傘ばかりで、初見井原西鶴好色一代男』の江戸版で、菱川師宣筆の絵本『やまとゑの根元』(1686年貞享3年)刊)である。

※この「相合傘」の解説は、「傘」の解説の一部です。
「相合傘」を含む「傘」の記事については、「傘」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「相合傘」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「相合傘」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



相合傘と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「相合傘」の関連用語

相合傘のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



相合傘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの傘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS