監視基地(シーカーキャンプ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:36 UTC 版)
「メイドインアビス」の記事における「監視基地(シーカーキャンプ)」の解説
オーゼン 声 - 大原さやか 白笛の一人。「不動卿」「動かざるオーゼン」の異名を持つ。身長2mをゆうに超える、外見上は妙齢の女性だが、50年以上前から白笛としての名を馳せている。ライザが赤笛だった頃から白笛の座を持っていた。マルルクを助けて以来地上に戻らず、深界二層の「監視基地」で暮らしている。探窟隊「地臥せり(じぶせり)」のリーダーでもある。長年の上昇負荷の影響で頭皮が捻れてきており、それを隠すため変わった髪型をしている。体中に一級遺物「千人楔」を120本埋め込んでおり、白笛の中でも無類の怪力を誇る。かつてはライザの師匠であり、長じてからは相棒のような存在であった。また、ライザの白笛を見つけたのも彼女。 監視基地にやってきたリコとレグを一泊させた後リコの出生の秘密を明かすが、その際のあまりに辛辣な態度に憤激したレグと戦闘になり、一方的に叩きのめす。後に二人に下層で生き抜くための生存訓練を受けさせ、口外無用と念を押した上で、自らの知り得るアビスの秘密を伝えた。二人が基地を去る際には、ライザの形見の武器である無尽槌を渡す。 その後、ジルオと共に[誕生日に死ぬ病]を調べることになる。 自ら「子供騙しは嫌い」「(大人げないと)よく言われた」と言い切る、辛辣でひねくれた性格の持ち主であり、二人の実力と覚悟を試すためであったとは言え、レグやリコに対しての圧迫的な態度や攻撃は本気でやっていた物らしい。一方で、行き倒れていたマルルクを救い弟子にしたり、リコとレグを鍛えたり、押しかけ弟子だったライザを「白笛」になるまで成長させるなど、なんだかんだで面倒見がいい人物。 食事や他人と会話する際に、背中が頭部より上に来るほどの極端に猫背な、不気味な姿勢を取る。アニメ版では、その状態から骨が鳴る音を立てつつ元に戻る、という描写が付け加えられた。 マルルク 声 - 豊崎愛生 蒼笛。二つ結びの小柄な子供。一人称は「ボク」。メイド服のような服装をしている。性別は語られていないがジルオと会った際、本人が男子であるかのような台詞がある 。事故で行き倒れていた所をオーゼンに拾われ、以降弟子になる。日の光に弱いため地上に出ることが出来ず、「監視基地」で見張りをしつつ暮らしている。リコ達と年齢が近いため、すぐに打ち解ける。オーゼンのことを「お師さま」と呼ぶ。 リコとレグが基地を訪れた際には話を聞くという名目で一緒にいることになり、二人(特にレグ)と意気投合する。リコとレグのことを失い難い友達だと思っており、別れの際には非常に悲しんでいた。 リコとレグに対しても敬語で話すなど、非常に礼儀正しい性格。一方精神的には生存訓練を受けた際に泣いてしまうなど、レグと同等かそれ以上に脆い。また、会話の内容は不明だが、レグとの会話で打ち解けた。リコの裸で赤面してしまうため、この点もレグと同じようにウブである模様。一方でリコには「ちゃん」付けで呼ばれていることから、リコ自身は女の子としてみている様子。 地臥せり(じぶせり/ハイドギヴァー) 声 - 新祐樹(イェルメ)、中務貴幸(ザポ爺)、川原慶久(シムレド) オーゼンをリーダーとする探窟隊。リコとレグが監視基地を訪れた際、当初はオーゼンから出てこないよう命令されていたが、マルルクの願いによりオーゼンとレグの戦いを止めに入った。以降はリコとレグへの生存訓練をサポートする。オーゼン曰く「地上に帰る場所の無いろくでなし」の集まり。イェルメとザポ爺は星笛、シムレドは黒笛。 外伝である「ハワユ―ドコカ#04」で語られたハボルグ率いる「合同大探窟」では、シムレドが大探窟先遣隊長を務める。
※この「監視基地(シーカーキャンプ)」の解説は、「メイドインアビス」の解説の一部です。
「監視基地(シーカーキャンプ)」を含む「メイドインアビス」の記事については、「メイドインアビス」の概要を参照ください。
- 監視基地のページへのリンク