監視員の不祥事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:24 UTC 版)
「朝鮮民主主義人民共和国の強制収容所」の記事における「監視員の不祥事」の解説
監視員の不祥事も後を絶たない。糧秣の横流し、収容者の殺害、役付収容者の強姦などさまざまである。収容者と情を通じたのが発覚すれば監視員も職を失うが、それ以外は見て見ぬ振りで全くのお咎めなしである。 また、酒・菓子・煙草その他収容所職員のための食品等を生産する工場があるが、そこに配役された収容者は、監視員との情交を条件にして、酒、煙草、燻製肉その他、収容所外でも手に入らないような貴重品を喫食する機会を与えられる。もし、このことが発覚すれば、当該の監視員は懲戒免職のうえ、北朝鮮特有の身分差別制度である「出身成分」が低い人々がいる地域に追放され、情交した収容者は拷問の上で公開銃殺刑となる。
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