発券端末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:12 UTC 版)
バス会社窓口用の発券端末は富士通製の端末が多い。これはもともと工房が富士通の取扱店だった経緯がある。Microsoft Windowsが搭載された汎用パソコンに専用プログラムを搭載し、工房のサーバーとフレームリレーなどで接続し使用する。操作は、普通のマウスとキーボードを用いる。発券プリンターは、当初富士通製のドットインパクトプリンターを使用していたが、より高速の印刷ができ、文字も鮮明なリコー製の熱転写式チケットプリンターを使用する端末が増えている。なお、チケットに関しては、各社の様式にあわせカスタマイズにも対応している。 バス会社本社用の端末には、帳票出力用として、ドットインパクトプリンターもしくはレーザープリンターが接続され、座席票などの帳票類出力に使用される。ドットインパクトプリンターをチケットプリンター・帳票プリンター兼用とすることもできる。リコー製チケットプリンターを使用している端末には、帳票用として別途レーザープリンターも接続している端末が存在する。
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発券端末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 05:35 UTC 版)
車掌携帯端末 正式名称は「車内補充券発行機」(以下、端末機)と言い、俗に「車発機」又は、「車補機」と呼ばれている(電源は充電式)。 主に普通乗車券(片道・往復・連続)や自由席特急券、区間変更券、指定席変更券(自由席から指定席又は、指定席からグリーン車への変更)自由席グリーン券、ライナー券(乗車整理券)の発券が主である。他にも手回り品きっぷやICOCA・Suicaで利用エリア外へ乗車した場合に発行する有効証明書、未使用証等も発券できる。 端末機の管理は徹底かつ厳重に行われており、出勤点呼の際に釣銭準備金と予備の乗車券原紙(感熱紙タイプ)とセットで貸与される。乗務行路が終了すると直ちに釣銭準備金を返納し、端末機本体の締切を行い売上を確定させた後、売上は内勤当直へ納め、端末機本体の売上データを駅POS端末へ取込をし現金有高と売上データ合致していれば終了であり、退勤点呼の際に端末機と予備の乗車券原紙を返納する。また、万一盗難にあった時などに第三者による不正発券ができないよう、一定時間が経過したら自動的に電源がOFFになり、再び電源ONにした際、取り扱い担当社員固有の暗証番号を入力しないと再起動できない仕組みになっており、暗証番号を3回以上間違えると自動的にロックされ、発券はおろか締切すらもできなくなる。 現在では、JR旅客6社とJRへ乗り入れを行っている第三セクターや近鉄などで使われており、JR各社によって端末機種が異なるが、一部では類似しているのもある。JR各社が使用するのは感熱紙による出力だが、近鉄などでは磁気情報が入った乗車券による出力のものが使用されている。 交通科学博物館(閉館)にて、JR西日本で使われていた車内補充券発行機が展示されていた。 行楽地シーズン期間中の最寄駅での臨時出札業務や、自由席特急券臨時発行窓口でも補充券発行機が使用される場合がある
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