発効時点でのベルヌ条約との比較とは? わかりやすく解説

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発効時点でのベルヌ条約との比較

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 04:22 UTC 版)

万国著作権条約」の記事における「発効時点でのベルヌ条約との比較」の解説

万国著作権条約署名され1952年時点ベルヌ条約複数改正されており、ベルヌ条約1948年ブリュッセル改正版が万国著作権条約ジュネーブ原条約版と比較対象となる。相違点以下の通りである。 著作権保護の手続要件: ベルヌ条約無方式主義万国条約方式主義前提二次著作物範囲: ベルヌ条約では翻訳翻案編曲その他を規定しているものの、万国著作権条約翻訳限定著作者人格権: ベルヌ条約では著作物財産権だけでなく人格権認めているが、万国著作権条約財産権のみ。 保護期間: ベルヌ条約著作者没後50年間に対し万国著作権条約25年間。 フェアユース: ベルヌ条約では著作物引用抜粋に関する規定があるが、万国著作権条約には無し。 既にベルヌ条約締結していた国々も、自国民の著作物ベルヌ条約締結国流通する著作権保護されなかった。そこでベルヌ条約加えて万国著作権条約締結する必要があった。ただし、両条約締結している場合ベルヌ条約法的に優先する。さらに、ベルヌ条約締結国離脱して万国著作権条約のみ締結する際にはペナルティ課される規定となっている。

※この「発効時点でのベルヌ条約との比較」の解説は、「万国著作権条約」の解説の一部です。
「発効時点でのベルヌ条約との比較」を含む「万国著作権条約」の記事については、「万国著作権条約」の概要を参照ください。

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